「そんな人いません」~採用担当者への提案~

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私は、に採用担当者へ
そんな人はいません
とお伝えしたことがあります。

これは、強がりでも反発でもありません。
現場と人を見続けてきたからこそ出た、正直な言葉でした。


採用担当者が求める「完璧な人材」


紹介会社を通した採用では、
施設側はどうしても「失敗したくない」という思いが強くなります。

・即戦力
・経験豊富
・人間関係に問題なし
・夜勤も残業も柔軟
・文句を言わない

条件を並べていくと、
ほぼ完璧な人物像が出来上がります。

しかし、その条件を聞けば聞くほど、
私は違和感を覚えることがあります。


その要望、本当に「人材の問題」?


求める条件が厳しすぎる時、
私の頭に浮かぶのはこの2つです。

・育てる気がない
・教育体制が整っていない

人は、最初から完成しているわけではありません。
どんなベテランも、
最初は「教えられる側」でした。

「即戦力しかいらない」という言葉の裏に、
教える余裕のなさを感じてしまうのです。


教育体制が整っていない施設の共通点


これまで見てきた中で、
教育体制が弱い施設には共通点があります。

・新人教育の説明が曖昧
・「現場で覚えてもらう」が基本
・教える人が固定されていない

その結果、
「使えない」「続かない」と
人材側に原因を求めてしまう。

でもそれは、
育つ環境がなかっただけかもしれません。


横柄な採用担当者の態度に感じる不安


もう一つ、
私が強く気になるのが採用担当者の態度です。

・上から目線
・話を遮る
・求職者を数で見る

そうした態度を見た時、
正直にこう思ってしまいます。

「この施設に、
 私の大事な人材を任せて大丈夫だろうか」

紹介手数料が発生する立場だからこそ、
人を雑に扱う施設には紹介できない
そう判断することもあります。


人材は「商品」ではありません


私たちが紹介しているのは、
履歴書の文字ではありません。

不安を抱えながら
一歩踏み出そうとしている「人」です。

・環境を変えたい人
・もう一度頑張りたい人
・介護を続けたい人

その気持ちを、
軽く扱われることには耐えられません。


「そんな人いません」と伝えた理由


だから私は、
完璧な条件を並べられた時、
こう伝えました。

「その条件をすべて満たす方は、
 正直、いません。」

その代わりに、
「育てる前提で考えませんか」
「教育体制から一緒に見直しませんか」
とお話ししました。


良い採用担当者は「一緒に考える」


素敵な施設の採用担当者は、
こう言ってくれます。

・多少未経験でも大丈夫
・人柄を重視したい
・長く働いてほしい

そうした施設ほど、
職員の定着率も高く、
雰囲気も穏やかです。


まとめ

人が来ない理由は、人だけではない

「良い人が来ない」
「すぐ辞めてしまう」

その理由を、
人材側だけに求めていないでしょうか。

育てる覚悟、
人を大切にする姿勢、
それが伝わる施設には、
自然と人が集まります。

私はこれからも、
人を大切にしない採用には、
 はっきり違和感を伝える
そんな役割でいたいと思っています。

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