「ー食べないーの裏側にあった、言葉たち」

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最近、娘の「食べない」が、
ただの体調や気分の問題ではないことを知った。

きっかけは、彼女の部屋にあった、開かれたままの一冊のノートだった。
そこには、誰にも見せないつもりで書かれたであろう言葉たちが、
静かに並んでいた。

食べることの拒否
食べることへの渇望

見られたくない彼女
見てほしい彼女

痩せたままの彼女
太ることへの恐怖

眠れない彼女
寝ることが怖い彼女

その狭間が心地よい彼女

そこにいる彼女

行動の裏には、きっと何かがある。
それは、本人にさえうまく説明できない形で、
心の奥に沈んでいることもある。

見えているのは行動だけで、
本当の理由は、ずっと内側に隠れている。

あのノートは、
抱えきれなくなった感覚たちが、
行き場を探して辿り着いた場所なのかもしれない。

墓場のようでもあり。
避難所のようでもあり。
秘密基地のようでもあり…

言葉にすることで、輪郭を持ってしまう感情。
そうすることで、
向き合うこともできる。
吐き捨てることもできる。

そしてふと、気づいた。

私もまた、言葉をつかい、
違和感の輪郭をなぞっていく。

形は違っても、似ているのかもしれない。

そう思うと、
娘との距離が、ほんの少しだけ縮まった気がした。


そんなことを考えながら、
ごみの日だったことを思い出し、そっと部屋を出る。
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