vol.24【第6の習慣】相乗効果を発揮する(2)

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未知の扉を開く「シナジー」の体験

本当の意味での「相乗効果(シナジー)」を一度でも経験すると、人は二度と以前の状態に戻ることはできません。自分の考えが何倍にも広がり、想像もしなかった解決策が生まれる「冒険の味」を知ってしまうからです。

ただし、シナジーは「型」を真似れば再現できるというものではありません。過去の成功体験をそのままなぞることはできませんが、私たちは常に「今、この目の前の課題」に対して、より高度な目的を達成するための新しいシナジーを求めることができます。

自分をオープンにし、本音を打ち明けることにはリスクも伴います。しかし、その先に待っている圧倒的な利益や改善案を考えれば、そのリスクを背負うだけの価値は十分にあるのです。

信頼とコミュニケーションの「三つのレベル」

人間関係におけるコミュニケーションには、信頼の高さに応じて3つのレベルが存在します。

1. 防衛的なコミュニケーション(低い信頼)
自分の立場を守ることに必死な状態です。
●特徴:「もし失敗したらどうするか」「どうやって責任を逃れるか」という逃げ道ばかりを想定します。
●結果:相手を論理的に打ち負かそうとするか、Win-Loseの関係に陥ります。

2. 尊敬的なコミュニケーション(中程度の信頼)
ある程度成熟した大人同士が、礼儀正しく接している状態です。
●特徴:お互いに尊敬はありますが、激しい衝突を避けようとするため、深い本音(感情移入)までには至りません。
●結果:お互いの案の真ん中をとる「妥協」で終わります。

3. 相乗効果的なコミュニケーション(高い信頼)
深い信頼関係に基づき、お互いの違いを歓迎している状態です。
●特徴: 相手の意見を批判せず、そこから新しい何かを生み出そうとします。
●結果: どちらの当初の案よりも優れた「第三の案」に到達し、全員が心からその結果を喜ぶことができます。

「妥協」を超えた「第三の案」を見つけ出す

高い信頼関係があるからこそ、私たちは自分を飾らず、素直な言葉で対話ができます。そして「Win-Win」を信じているからこそ、「あなたでも私でもない、もっと良い解決策(第三の案)」が必ずあると確信して探し続けることができるのです。

『シナジーを生むプロセスそのものが、絆を強くする』

相乗効果を発揮するためには、双方が納得するまで話し合いを続ける粘り強さが必要です。

それは、お互いが少しずつ譲り合う「妥協」とは全く異なります。「1+1=1.5」になってしまう妥協に対し、シナジーは「1+1=10」を目指すプロセスです。

双方が望む結果をしっかり確保しながら、共に新しい答えを作り上げていく。その共同作業そのものが、お互いの信頼関係をさらに強固なものへと変えていくのです。
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