第25回 事業計画に『想い』しか書けていないときの危険信号

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ビジネス・マーケティング
創業のご相談を受けていると、
とても熱い想いを持っている方に出会います。

この事業で誰かの役に立ちたい
こういうサービスが必要だと思う
自分の経験を活かしたい

その想いは、とても大切なものです。

実際、想いがなければ
事業は長く続きません。

ただ――
事業計画に「想い」しか書けていないときは、
少し立ち止まって考えた方がいいサインでもあります。

想いが強いほど、見えにくくなるもの

想いがあると、

行動力が上がる
判断が早くなる
周囲を巻き込める

という良い面があります。

一方で、

数字の現実
時間の制約
資金の限界

といった部分が、後回しになりやすくなります。

これは意識していないだけで、
誰にでも起こり得ることです。

「なんとかなる」は、計画ではない

事業計画の中でよく見かけるのが、

最初は厳しいかもしれませんが、頑張ります
口コミで広がっていくと思います
徐々に売上が伸びていく想定です

といった表現です。

これらはすべて、

想いとしては正しいです。

ですが、計画として見ると、

どれくらいのペースで
どのくらいの売上になり
いつ黒字化するのか

が見えていません。

これでは、

「うまくいかなかったときに、どこを直せばいいのか」

が分からなくなってしまいます。

想いと現実をつなぐのが「計画」

事業計画は、

想いを否定するものではありません。

むしろ、

想いを現実につなぐための道具です。

どれくらい売上が必要か
どのくらい時間がかかるか
資金はどこまで持つのか

これを整理することで、

想いが“実行可能な形”になります。

想いだけの計画が危ない理由

想いだけで進めてしまうと、

うまくいかない理由が分からない
改善の方向が見えない
不安だけが大きくなる

という状態に陥りやすくなります。

これは、努力不足ではありません。

判断材料が整理されていないだけです。

完璧な計画である必要はありません

事業計画は、

最初から完璧である必要はありません。

むしろ、

仮で置いた数字
大まかな見通し
現時点での前提

これがあるだけで十分です。

そこから、

実際の状況に合わせて修正していけばいい。

想いを守るために、整理する

想いは、事業の原動力です。

だからこそ、

その想いを守るために、

数字を見て
条件を整理して
現実と向き合う

必要があります。

もし今、

「想いはあるけど、計画はまだ曖昧」

と感じているなら、

それは危険信号ではなく、

整理のタイミングです。

創業は、

想いだけでも、
数字だけでも続きません。

両方が揃って初めて、
長く続く形になります。

まずは、
想いを現実に落とし込むところから。

そこから、見えるものが変わってきます。

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