通知表。先生の”ホンネ”が隠された3つの箇所

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こんにちは!20年間、公立小学校の先生をしていた「くりぱち」です。

今回のnoteは、「◎」の数にモヤモヤしたり、先生の「所見」を深読みしたり・・・。そんな、かつての私と同じように、わが子の評価に心が揺れてしまう、あなたのための記事です。

このnoteを読み終える頃には、きっとこうなっています!

✅ 通知表の評価の「本当の意味」が分かり、冷静に受け止められるようになります。
✅ 先生が所見に込めた”隠れメッセージ”を読み解けるようになります。

「通知表の評価は、気にしなくていいですよ」

学期末に渡される通知表。ドキドキしますよね。
なんだか、親にとっては「子育ての成績表」みたいで。

「算数の評価が下がってる…」
「所見に『マイペースな一面』って書かれてるけど、これって注意されてる?」

そんなふうに、心がザワザワしてしまう気持ち、私も親なので痛いほど分かります。

でもね、もし元小学校教員の私が「通知表の評価なんて、ほとんど気にしなくていいですよ」と言ったら、どう思いますか?

実は、今の通知表って、先生たちにとっても、そして皆さんにとっても、すごく分かりにくい仕組みになっているんです。

ホンネの場所①:評価の「裏」にある、日々のプロセス


多くの方が一番気にする、「◎・〇・△」の評価。でも、先生の立場からすると、とっても難しいものなんです。

今の通知表は、いくつかの単元の結果を、いくつかの「見方(観点)」にまとめて評価します。例えば体育なら、「徒競走」「跳び箱」「水泳」の結果がごちゃっとまとめられて、「運動の技能」という一つの観点で評価されたりします。

だから、先生のホンネはこんな感じなんです。

「あー、Aさんは徒競走と水泳は完璧だったけど、跳び箱だけが苦手だったから◎がつかなかったんだよな…」

「Bさんは、作文はすごく上手なんだけど、漢字テストは平均点だから「◯」か…。作文のこと、すごく褒めたんだけど、国語に◎がつかないの心苦しいな…」

そうなんです。先生たちは、評価の裏にある、お子さんの日々の努力や成長を、ちゃーんと見ています。

例え評価にうまく現れなくても、先生から褒められた言葉はまぎれもない真実です。

だから、「◎」がなくても、全く落ち込む必要はありません。

それは、お子さんの頑張りが足りないわけではなく、評価の仕組みの問題であることがほとんどだからです。

ホンネの場所②:ポジティブ翻訳した「所見」


じゃあ、評価よりも大事なことって、どこに書いてあるの?

それはやっぱり「所見」!!・・・これ半分だけ正解です。

今の所見欄は、かなりの文字数制限がある場合が多いので本音を伝えづらいんです・・。

なので、もしかしたら皆さんの中には、所見の内容を深読みしてしまう人もいるかもしれませんね。

でも、そんな必要はありません。

書いてある内容をそのまま、なんならポジティブ翻訳するくらいがちょうどいいです!

例1「何事にも、自分のペースでじっくりと取り組むことができます」
翻訳 → ちょっと時間はかかるけど、周りに流されず行動する力がありますね。「モタモタしている」なんてネガティブな意味じゃないですよ!

例2「自分の意見を、はっきりと述べることができます」
翻訳 → 時には人とぶつかることもあるけど、そのエネルギーを良い方向に伸ばしてあげたいなと思ってます!「自分勝手」なんてネガティブな意味じゃないですよ。

こんな感じです。

直接的なマイナス表現がなければ、それは全部「長所」と受け取って大丈夫ですよ!

ホンネの場所③:「書くことがない」ほどの、穏やかな毎日

じゃあ逆に、所見に具体的なエピソードが少なくて、当たり障りのないことしか書かれてなかったら…?

「うちの子、先生に興味持たれてないのかも…」

そう不安になる気持ち、分かります。でも、私の経験上、「所見に何を書こうか困る子」というのは、実は「クラスにとってなくてはならない存在」であることがほとんどなんです。

先生の記憶にガツンと残るのって、やっぱり何かしらの「事件」があった子であるのが正直なとことです(良くも悪くも・・・)

逆に、毎日コツコツ真面目に過ごして、友達ともうまくやってて、勉強も問題ない。そんなお子さんは、担任としてめちゃくちゃありがたい存在なんですけど、所見にわざわざ書くようなドラマチックなエピソードは生まれにくいんですよね。

だから、もし所見がシンプルだったとしても、それは

「この一年、君が何の問題もなく、学校生活を送ってくれた証拠だよ。君のような人のおかげでクラスは成り立っているよ、ありがとう!」

という、担任からの最大級の感謝のメッセージだと思ってくださいね。

まとめ

通知表に隠された、先生のホンネが分かる3つの場所


評価の「裏」:評価にはなかなか現れないので日々の声かけを信じて!

所見の「言葉」:ポジティブに翻訳された言葉に、わが子の長所が隠されています。

シンプルな「行間」:当たり障りのない所見は、問題なく過ごせた感謝の証です。
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