こんにちは。
介護福祉士として18年、特別養護老人ホームや老人保健施設で勤務し、生活相談員として入所相談や施設見学対応にも携わってきました。
親の施設を探し始めると、
「見学の予約はしたけれど、何を聞けばいいかわからない」
という方がとても多くいます。
実際、施設見学で失敗するご家族の多くは、
「雰囲気が良かったから」
「職員さんが優しかったから」
という理由で決めています。
もちろん大切な要素です。
しかし、それだけでは入所後の生活までは見えてきません。
今回は、施設見学で必ず確認しておきたい質問を7つご紹介します。
① 夜間は何人で対応していますか?
施設選びで最も見落とされやすいポイントです。
見学は日中に行われるため、職員数も多く、穏やかな雰囲気に見えます。
しかし実際に転倒や急変が起こりやすいのは夜間です。
確認したいのは、
・夜勤者の人数
・看護師の夜間体制
・オンコール体制
・緊急時の対応方法
です。
💡相談員メモ
「夜間に救急搬送になった場合、家族はどのタイミングで連絡を受けますか?」
と聞いてみましょう。
② 医療対応はどこまで可能ですか?
施設によって対応できる医療行為は大きく違います。
例えば、
・インスリン
・胃ろう
・在宅酸素
・痰吸引
・看取り
などです。
今は問題なくても、将来的に必要になることがあります。
💡相談員メモ
「状態が悪化した場合も住み続けられますか?」
と確認しておくことが大切です。
③ 実際の請求額はどのくらいですか?
料金表だけを見て判断するのは危険です。
実際には、
・医療費
・薬代
・オムツ代
・理美容代
・日用品代
などが追加でかかることがあります。
💡相談員メモ
「要介護3の方で平均的な請求額はいくらくらいですか?」
と聞くと現実的な費用感がわかります。
④ 認知症への対応はどうしていますか?
認知症ケアは施設ごとの差が出やすい部分です。
確認したいのは、
・帰宅願望への対応
・不安や興奮への対応
・夜間の見守り
・家族への情報共有
です。
💡相談員メモ
「認知症で落ち着かない方にはどのように関わっていますか?」
と聞くと施設の考え方が見えます。
⑤ 緊急搬送の流れを教えてください
高齢者施設では救急搬送が起こることがあります。
その際、
・誰が判断するのか
・家族への連絡方法
・付き添いの有無
・病院との連携
を確認しておきましょう。
💡相談員メモ
「家族はどこまで対応が必要ですか?」
と聞いておくと安心です。
⑥ 家族への連絡はどのように行いますか?
入所後の安心感につながる部分です。
・体調変化の連絡基準
・定期報告の有無
・相談窓口
・面会時の対応
を確認しておきましょう。
⑦ 状態が変わっても住み続けられますか?
今の状態だけで判断するのは危険です。
介護度や医療ニーズは変化します。
確認したいのは、
・介護度が上がった場合
・認知症が進行した場合
・医療対応が増えた場合
・看取りになった場合
です。
💡相談員メモ
「どのような状態になると退所の相談になりますか?」
は必ず聞いておきたい質問です。
見学前に質問を整理するだけで失敗は減る
施設見学で大切なのは、
「良い施設を探すこと」
ではありません。
「自分たち家族に合う施設を見つけること」
です。
そのためには、
・夜間体制
・医療対応
・費用
・認知症対応
・緊急時対応
・家族連携
・将来の対応
を確認することが重要です。
最後に
私は介護福祉士として18年、生活相談員として入所相談や施設見学対応にも携わってきました。
もし今、
✓ 見学前に何を聞けばいいかわからない
✓ 見学後に比較できるか不安
✓ 親に合う施設の判断に迷っている
✓ 第三者の意見を聞いてみたい
という方は、お気軽にご相談ください。
施設を紹介するのではなく、
ご本人とご家族に合った選択ができるよう、状況整理のお手伝いをしています。
#介護施設選び
#施設見学
#生活相談員
#特養
#老人ホーム
#介護の悩み
#介護相談