温める人

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コラム
こんばんは、心鳥(ことり)です。
ある言葉に出会いました。
「出来ない人ではなく、温めている人」
その一文に触れた瞬間、胸の奥がそっとほどけるような気がしました。

大きな音もしないし、派手な励ましでもないのに、なんだろう…
静かに心の中へ落ちていくような、そんな優しい響きだった。

私たちはつい、“今できているかどうか”で自分や誰かを見てしまう。
結果が出ていないと、遅れているように感じたり、
周りと比べてため息をついたりすることもある。

でも、この言葉はその視点をやわらかくひっくり返してくれる。

今は形になっていなくても、見えないところで何かが育っているかもしれないと視点を変える。

そう思うだけで、心の奥に少しだけあたたかい空気が流れ込む。

「温めている」という言葉には、ゆっくりとした時間が流れていて
急がなくていい、焦らなくていいと、そっと寄り添ってくれるような

植物でいうなら芽が出る前の種は、
外から見れば何も変わっていないように見える。
でも、土の中ではちゃんと動き続けている。

人も同じで、表に見える成果だけがすべてじゃない。
むしろ、迷いながら続けている静かな時間こそ、
その人をゆっくり育てているのだと思う。

誰にでも、形にならない時期があるはず。
焦ったり、不安になったりしながら、
それでも何かをそっと温めている時間。

その静かな努力を、否定しないでいられる社会であってほしい。
「まだできていない」ではなく、
「いま温めているところなんだね」と言える関係が広がれば、
少しだけ生きやすくなる気がします。(そう、これは準備期間)

「温めている人」という言葉は、
人の可能性を信じる…その視点をひとつ持てるだけで、
自分にも、誰かにも、そっと優しくなれるかも。
今日も最後まで聴いて下さりありがとうございました。


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