「ちゃんと“私”で話せてる?」
子どもと話すとき、ついこんなふうに言ってしまっていませんか?
「なんで片づけないの?」
「どうしてそんなことするの?」
気づけば、相手を責めるような口調になっていて、後から自己嫌悪…。そんな経験、ありますよね。
■「Iメッセージ」で伝えるって?
🧠心理学では、\*\*「Iメッセージ(私メッセージ)」\*\*という伝え方があります。
これは、「あなたが悪い」と相手を責めるのではなく、
→「私は悲しい」「私は困ってる」と、自分の気持ちを主語にして伝える方法です。
たとえば…
×「どうしてまたゲームばっかりしてるの!」
○「私は、あなたがずっとゲームをしているのを見ると、ちょっと心配になるよ」
主語が「私」になるだけで、ずいぶん印象が変わりますよね。
▼Iメッセージのいいところ
・相手を否定せず、自分の思いを伝えられる
・子どもも防御的にならず、話を聞きやすくなる
・感情のコントロールにもつながる
子育てって、どうしても感情がぶつかる瞬間があります。
でも、感情をぶつけるのと、感情を伝えるのは、似ているようで全然違うんです。
■それでも「あなた」は出てきてしまうけど
もちろん、毎回うまくいくわけじゃありません。
「あなたが!」「なんでいつも…!」
…そんな言葉が先に出ちゃう日だって、あるあるです。
でも、そんなときこそ、自分にこう問いかけてみてください。
「私は、今、どんな気持ちなんだろう?」
怒っている“ように見える”とき、実は傷ついていたり、
イライラの裏に、不安や孤独が隠れていたり。
自分の気持ちを見つめ直すことで、言葉のトーンも自然と変わってきます。
■おまけ:Iメッセージ3ステップ
伝え方に迷ったら、この順番を意識してみてください。
1. 【事実】「さっき、帰ってきてすぐにゲームを始めてたね」
2. 【感情】「私は、ちょっとさみしい気持ちになったよ」
3. 【お願い】「少しだけ話をしてからでもいいかな?」
この3ステップ、実はパートナーシップにも効果的。
家族との関係、友人とのやりとり、職場での会話にも応用できます。
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責めるのでも、我慢するのでもなくて。
“私はこう思う”と、そっと伝えてみる。
それだけで、子どもとの会話がちょっとだけやわらかく、あたたかくなります。
うまく言えなかった日も、自分を責めずに。
「今日は、話そうとしてえらかったね」
そんなふうに、自分にもIメッセージを贈ってみてくださいね。