徒然 第十七幕 ネガティブな感情の意義

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悲しみ、怒り、恐怖、そして不安。人間には沢山の感情がありますが、これらに代表されるネガティブな感情には、一体何の意味があるのでしょうか。ポジティブな感情だけがあれば、もっと生きやすいと思えなくもないですよね。

しかしながら、当然ネガティブな感情にも大きな意義があります。その意義とは、「私たちを何らかの危険や不都合から守り、解決を促すこと」です。

ネガティブな感情がないと、人は危険を冒してでも前に進もうとしてしまいます。命や精神の危機が及んでも、ポジティブな感情だけではそれに気付けないからです。

すなわち、ネガティブな感情とは”危険信号”なのです。これは交通ルールと同じで、赤信号が出たら一旦そこで停止し、進んではいけないということ。それどころか、感情の信号では、ときに戻る必要もあるかもしれません。ポジティブな感情を精一杯味わうことも大切ですが、ネガティブな感情にもきちんと注目しないと、痛い目を見てしまうのですね。

ところで、ネガティブな感情の中で、実は一際厄介な存在があります。その曲者とは”不安”です。不安は恐怖とは違い、その対象が不確実です。まだ先の未来のことや、実際に起きているかどうかわからないことが恐ろしいのです。

つまり、不安はその時点では積極的に解決しにいくことができません。まだ起きていない、あるいは起きているかどうかすらわからないことを解決しようがないからです。不安に確実に対処するには、それが起きても問題ない心持ちにするしか方法はありません。

それが起きても大丈夫、もし起きたらこう対処する、そのように自身の精神状態を整えることで、ようやく不安から解放されます。不安を解決するには、自ら動いて解決する”積極的解決”ではなく、自身の精神を整えて受ける”消極的解決”が必要なのですね。

いずれにせよ、もしネガティブな感情が湧き上がってきたら、何からあなたを守ろうとしているかを考えてみましょう。そしてそれを積極的、消極的に解決することで、あなたはネガティブな感情から自由になり、心身を守ることができるでしょう。
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