はじめに:テスト観点って、なんとなく難しそう?
「観点って、どうやって考えるの?」「なんかセンスが要りそう…」
そう思ったこと、ありませんか?
実際、私も新人の頃は「この仕様、どこをテストすればいいの?」と悩んでばかりでした。
でも今は、「観点はセンスではなく“考え方”で出せるもの」と思っています。
今回はそのコツを、やさしく解説していきます。
「テスト観点」って、そもそも何?
テスト観点とは、かんたんに言うと「どこを注目して確認するか」という“着眼点”のことです。
たとえば、ユーザー登録機能をテストするなら──
入力値に間違いがあったらどうなる?
メールアドレスは正しく保存される?
パスワードは安全に扱われてる?
といった「確認したいポイント」が、まさに観点です。
観点を考えるための3ステップ
「どうやって観点を出せばいいの?」という方へ、私が普段使っている3ステップを紹介します。
ステップ①:目的をはっきりさせる
まずは、「何のためにテストするのか」を考えます。
安心して使えるようにしたい?
不正利用を防ぎたい?
ユーザーが迷わないようにしたい?
目的がはっきりすると、「それなら、こういう点が気になるよね」という観点が浮かびやすくなります。
ステップ②:対象をざっくり把握する
仕様書があれば軽く読んで、どんな動きになるのかをイメージします。
画面だけでもOK。「何ができるのか」がわかれば、観点のヒントになります。
ステップ③:「もし◯◯だったら?」と仮説を立ててみる
観点は、「もしも」に注目すると出しやすくなります。
もし入力が空だったら?
もし通信が不安定だったら?
もし同じアカウントで2人がログインしたら?
いろんな“もしも”を想像していくと、「じゃあ、それは確認しないとね」と自然に観点が浮かびます。
よく使う“観点カテゴリ”
観点を出すときに便利な「観点カテゴリ」を紹介します。私もよく使っています。
入力・出力:正しく入力できる? 表示は崩れない?
権限・ロール:管理者だけ? 一般ユーザーは?
通知・リマインド:メールやプッシュ通知は届く?
エラー処理:不正な操作をしたらどうなる?
パフォーマンス:遅すぎない? 重くない?
「この機能、カテゴリで言うとどこにあてはまるかな?」と考えると、観点を整理しやすくなります。
私の経験から:こういうときは、こう考える
ちょっとした実体験をシェアします。
● 要件がふわっとしてるとき
→ 想定ユーザーを思い浮かべてみます。
「こういう人が、こういうシチュエーションで使ったらどうなるかな?」と考えると、自然とチェックポイントが見えてきます。
● UIしかなくて、仕様がないとき
→ 実際に触って、違和感を探します。
「あれ? ここ反応しないな」「メッセージが出ない…」そんな小さな気づきが、大事な観点になることも多いです。
おわりに:観点は“ユーザーの視点”から見つかる
テスト観点に正解はありません。
でも、「どんな人が、どんなときに、どう使うか」を想像すると、自然と“見るべきポイント”が見えてきます。
それこそが、観点の種です。
「うまく出せないな」と思ったときは、ぜひ今回の内容を思い出してみてくださいね。
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