対面カウンセリングだと固まっちゃう。話したい事が言えないから、
AIとおしゃべりする夜が増えている…
Xなどを見ていると、時々こんな声を目にします。
「精神科や心療内科でカウンセリングを受けたけれど、
先生を目の前にした瞬間、緊張して何も話せなくなってしまった」
「本当はたくさん話したいことがあったのに、ほとんど黙ったまま終わってしまった」
これは、珍しいケースではなく、
白衣恐怖症なんていう言葉もあるぐらいで、よくあることなのではないでしょうか?
人前に出ると緊張してしまう方、
権威的な雰囲気のある相手を前にすると萎縮してしまう方、
「ちゃんと話さなきゃ」と思うほど頭が真っ白になってしまう方。
これは脳や神経の自然な反応であることがほとんどです。
頭の中では整理できていたことが、
いざ本番になると全部飛んでしまう。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
スピーチ恐怖+対人不安の複合型みたいなことでもあると思います。
そのため私は、
「対面でうまく話せなかった=カウンセリングに向いていない」
とは全く思っていません。
単純に、その環境や距離感にしっくりこなかった、ということがとても多いのです。
人にはそれぞれ、「話しやすい距離感」があります。
正面で向き合うのがつらい方、
視線を合わせるのが苦手な方、
相手の表情が気になって言葉が詰まってしまう方。
そういう方にとって、
オンラインカウンセリングはとても相性が良いことがあります😊👌
オンラインであれば、
・ご自分の部屋という安心できるテリトリーで
・相談員の顔を見ずに
・相手の反応を可視化せず
・ご自分のペースで
お話しすることができます。
「対面だと何も話せなかったのに、電話だと不思議とたくさん話せました」
そうおっしゃる方は、実際とても多いです。
人は、「安全だ」と感じられる場所では、自然と心が開きやすくなります。
逆に、緊張する場所では、言葉が出なくなってしまうこともあります。
それは、あるあるですし、とても人間らしい反応です💡
ですので、もし過去に対面でうまく話せなかった経験があっても、
「言語化能力が不足している自分のせい」などと思わずに、
「形が合わなかっただけ」と考えてみていただけたらと思います。
そしてもう一つ、最近とても気になっていることがあります。
それは、
「寂しいときはChatGPTに話しかけている」
という方が増えていることです。
確かに、AIは便利です。
すぐに返事が来ますし、否定もしませんし、
相手はAIだから気も遣いません。
ですが、最近では
「AIは約27%の確率で事実と異なることを言っている」
という調査データも出ています。
答えがあることに対してAIに聞くと、かなりの確率でハルシネーションすることがある、ということなのです。
またAIを、長期的に相談目的で使っていると、
・返答が似通ってくる
・オウム返しが増えてくる
・やたらヨイショや共感的な表現が続く
・畳みかけるような返しになる
といった違和感を感じる方も少なくありません。
そしてある瞬間、
「これは人間じゃないんだな」
「やっぱり機械なんだな」
と、ふと現実に引き戻される瞬間が来ることがあります。
AIは人間風な返答はしてきますが、人間的な感情があるわけではないのです。
その時に、急に虚しさがこみ上げてきたり、
なにやってるんだろう?と急に気持ちが萎えてくることはないでしょうか?
そう感じてしまう理由は、本来人間は、
“心のある存在”とつながろうとする生き物だからです。
どれだけ自然な言葉でも、
どれだけ優しい表現でも、
AIには心も、感情も、実体験もありません。
ですので、私個人的な感覚ですが、
「AIで寂しさを埋めている」と耳にするたび、少し心配になります。
AIは一時的な気休めにはなりますが、
根本的な孤独は、人との関係の中でしか癒えないことが多いからです。
人と話すのは、正直しんどいこともあります。
ズレることもありますし、誤解もありますし、本質を突かれて傷つくこともあります😓
それでも、
体温のある人間同士でやり取りすることとは、雲泥の差があります。
声のトーン、間の取り方、沈黙の意味。
そこに、その人の人生や感情が滲みます。
それに触れるからこそ、人は安心したり、救われたりするのだと思います💡
もし、
「病院ではうまく話せなかった」から、
「人と話すのが怖くなっている」結果として、
「気づいたらAIばかりと話している」
そんな状態にある方がいたら、
どうか「もう無理」と決めつけずに、
話しやすい形・距離感の人間関係を探してみてください。
大切なのは、あなたのコンフォートゾーンを守りつつ、
「心のある相手」とつながることです。
オンラインカウンセリング、少し勇気は要りますが、
その一歩が、思っている以上に大きな支えになることもあります🍀