「そこまで怒らなくてもいいのに」
「怒らないで伝えてくれればいいのに」
そう思ったことはないだろうか。
人は誰でも怒りの感情はあって、もちろん私にもある。
そして人それぞれ怒りスイッチは違う。
でも、仮に同じスイッチだったとしても、
すぐ怒る人と、怒らず伝えられる人がいる。
今日は、すぐ怒る人の心の中について書こうと思う。
「言ったのに、なんで片付けしといてくれなかったの!?」
例えば、この怒りの下には、別の感情がある。
・分かってくれてると期待していた
・伝えた時に気持ちが伝わったと思い込んでいた
・裏切られた気持ちになった
すぐ怒る人が、怒りの感情をまず選ぶ理由は、
自分自身を守るために使う手段であるから。
怒り=悪い感情ではない。
・これは傷ついた
・これ以上は心がもたない
など、自分の境界線を知らせてくれるサインにもなっている。
ただ、怒りという感情が自然であるから
怒鳴り、威圧し、相手を傷つけていい理由にはならない。
◆もし、あなたの周りに「すぐ怒る人」がいるのなら、
少し視点を変えてみることも大切。
「この人は何故、怒っているのだろう。」
見え方が変わると、自分の心を守れる。
そして怒りの気持ちで苦しんでいる人がいても、
それはあなたが我慢すれば、分かってあげれば救えることではない。
相手の課題である。
あなたの心は、あなたしか守れない。
全て受け止めようとしなくていいんです。
◆もしあなた自身がすぐ怒りやすくて悩んでいるのなら、
怒らないように我慢するのはやめてほしい。
相手に気持ちをぶつける前に、一呼吸置き、
自分の心に耳を傾けてみてほしい。
「自分は、何が嫌だったんだろう。」と。
怒りの奥に、あなたが守りたい大切な気持ちが隠れている。
私の身近に、すぐ怒鳴り、物にあたり、手が出る人がいる。
高校生の時まで、その人のことを私はこう思っていた。
・劣等感が強い
・完璧主義
・自分のダメなところを愛することができない
・自分の理想しか認められない
・プライドが高い
威圧的な態度で怖がらせ、大声で怒鳴り、
相手の発言を許さないまま丸め込み、服従させる。
そういう人だった。
本当に伝えたいことも、すぐ怒って伝えれば
相手が、恐怖心で委縮してしまい、防衛モードに。
100伝わることも伝わらなくなってしまうことを
私は怒られ体感して学んだ。
でも、今ならわかる。
怒ってる人自身が一番恐怖心を感じているということ。
心がそうしないと保てないのだ。
こんなに思っている自分を分ってほしい、と
相手に求めているのだ。
きっと、怒った本人は後で思い返しているはず。
怒りのブレーキが利かなかったこと。
言いすぎてしまったこと。
自分を責めているかもしれない。
そして、これ以上自分が苦しくなることに耐えられなくなり
相手のせいにし、自分を正当化することもあるかもしれない。
そのループ、とても苦しいと思う。
怒りを選ぶことで、自分を守っているようで
逆に自分を傷つけていないだろうか。
裏切られたと感じたのなら
傷つけられた、ではなく、傷ついたんだと最初に認めること。
傷つくほど、期待しまったほど、
分かってほしかったんだ、という本心を認め、
それを伝えることができればきっと自分の心は楽になる。
それは本当の意味で、自分を守れることなんじゃないかなと私は思う。
きこ