はじめに
こんにちは。
中学校で13年以上英語を教えてきた元教員で、
現在はオンライン家庭教師として英語指導を行っている者です。
今回は、「中3になって英語がもっと難しくなった」と感じているお子さん、そして「何をどうサポートすればいいの?」とお悩みの保護者の方へ向けて、中3英語のつまずきポイントと、その克服法についてわかりやすくお伝えします。
1. 「現在完了」でつまずく子が急増!
◆なぜつまずく?
中3のはじめに登場する「現在完了形」は、中1・中2で習った内容とはまったく違う概念です。
🌸I have finished my homework.(私は宿題を終えた)
🌸She has lived in Tokyo for five years.(彼女は5年間東京に住んでいます)
このように、「have / has + 過去分詞」という新しい形に戸惑い、
さらに「完了」「継続」「経験」など複数の意味があるため、
「結局何が言いたいの?」と混乱する子が非常に多くいます。
◆どう克服する?
まずは形を体に覚えさせる!
→ 肯定:I have eaten lunch.
否定:I have not eaten lunch.
疑問:Have you eaten lunch?
意味は3つに分けて理解する
完了:もう〜した(I have finished)
継続:ずっと〜している(I have lived〜for〜)
経験:〜したことがある(I have been to〜)
まずは「経験」用法から慣れよう
→ 「〜したことがある」なら、過去との違いがはっきりしていて理解しやすい!
2. 「過去分詞」「現在分詞」がゴチャゴチャに…
◆なぜつまずく?
現在完了を学ぶと同時に、「動詞の3つ目の形(過去分詞)」がどんどん出てきます。
eat → ate → eaten
go → went → gone
write → wrote → written
さらに、「〜している○○」を表す**現在分詞(〜ing)と、
「〜された○○」を表す過去分詞(〜edや不規則変化)の形容詞的な使い方も登場!
🌸The boy playing soccer is my brother.(サッカーをしている少年)
🌸The book written by her is popular.(彼女によって書かれた本)
こうなると、動詞の形と意味の違いがわからなくなってしまう子も多いです。
◆どう克服する?
まずは過去分詞の暗記が必須!
→ 「現在完了」とセットで、「have+過去分詞」の形を音読・書いて覚える。
分詞の文は、英語→日本語の練習でOK!
→ 「playing soccer」→「サッカーしている」
「written by her」→「彼女によって書かれた」
長文読解でも、分詞が出てきたら意味に注目する練習をする
3. 「関係代名詞」で英語嫌いになる子も…
◆なぜつまずく?
「関係代名詞」は、中3英語の最大の壁とも言われる単元です。
🌸I have a friend who lives in Tokyo.(東京に住んでいる友達がいる)
🌸This is the book which I bought.(これが私が買った本です)
「who」「which」「that」などを使って、2つの文を1つにくっつける文法ですが、
日本語ではあまり使わない構造のため、意味をイメージしづらく、苦手になる子が多くいます。
さらに、文の中に文が入るので、読み解く力も必要になります。
◆どう克服する?
まずは「意味が通る」関係代名詞を体で覚える!
✅主格:I have a friend who is kind.(=彼は親切)
✅目的格:This is the pen which I use.(=私はそのペンを使う)
元の文に分解する練習が効果的!
🌸I have a friend who lives in Tokyo.
→ I have a friend. / He lives in Tokyo.
定番のパターンを、文ごと暗記する
🌸→ This is the book that I like.
→ I know the girl who sings well.
難しい単元ですが、型で覚えてしまえば、テストでも得点源になります!
中3英語の成績を上げるための勉強法
中3は受験も意識し始める時期。
英語がわからなくなっても、「今さら聞けない…」と思って放置してしまう子も多いです。
以下の方法で、効率よく復習と定着を進めましょう。
◆1. 文法の「型」を音読で定着させる
→ 教科書・ワークの例文を「主語+動詞」の形に注目して音読。
◆2. 不規則動詞・過去分詞はカードやアプリで!
→ 覚えるしかない単元は、スマホや単語カードを使って短時間×反復!
◆3. 関係代名詞は「分解して理解 → 組み立てて練習」
→ 2つの文に分ける/元に戻す練習が一番効果的。
保護者の方へ:中3英語のサポートで大切なこと
✅「英語はつながっている教科」だという視点を持つ
→ 中1・中2の基礎がわからないと、中3はさらにわからなくなる教科です。
→ 「どこでつまずいているか」を一緒に確認しましょう。
✅「文法」だけでなく、「音読」や「例文の暗記」に取り組む声かけを
→ 文法だけの理解では定着しません。「言えるようになる」ことを目標に!
✅家庭での声かけは「できたこと」に注目してポジティブに
→ 「それ今言えたね!」「この文、もう覚えてるじゃん!」と成功体験を積ませましょう。
まとめ
中3英語のつまずきポイントは主にこの3つ:
✅現在完了形の理解
✅分詞(現在分詞・過去分詞)の使い分け
✅関係代名詞による複雑な文構造
どれも急に難しくなる単元ですが、
「型で覚える」→「声に出す」→「文として使う」
という流れを意識すれば、英語が「暗号」から「ことば」へと変わります。
英語は受験の主要科目でもあり、高校に入ってからもずっと続く教科です。
中3のうちに「自分は英語、ちょっとできるかも!」という自信をつけられるよう、少しずつ進めていきましょう。
今後もこのブログでは、中学生の英語学習・定期テスト対策・受験勉強のヒントを発信していきます。
◆オンライン家庭教師のご案内(ココナラで受付中)
私は現在、ココナラとにて、英語のオンライン家庭教師を受付中です。
今回ご紹介したような「提出物サポート」も、レッスン内で実践しています。
ご興味のある方は、以下からお申し込みいただけます。