映像制作というと、「映像をきれいにつなぐ仕事」
というイメージを持たれることが多いかもしれません。
もちろん編集技術も大切ですが、私が映像制作で意識しているのは
それだけではありません。
実は、映像は「見る順番」もデザインしています。
人は画面全体を、一度に見ているわけではありません
映像を見ているとき、人の視線は自然と動いています。
まず人物に目がいくのか?
それともタイトルなのか?
写真なのか?
ロゴなのか?
見る人は無意識のうちに、順番に情報を受け取っています。
だからこそ、「何を最初に見てもらうか」
という設計が、とても大切になります。
伝えたいことが埋もれてしまうことも
例えば企業PR動画では・・・
会社名も見てほしい!
サービスも紹介したい!
実績も伝えたい!
キャッチコピーも入れたい!
そんなふうに情報が増えてしまうことがあります。
しかし、一度にたくさんの情報を見せてしまうと
視線が迷い、本当に伝えたいことが埋もれてしまうことがあります。
映像は「視線」を設計する仕事
イベント映像やブライダルムービーでも同じです。
まずは、主役を見てもらう。
そのあとに名前やメッセージを読む。
最後に会場全体の雰囲気を感じてもらう。
そんなふうに、見る人の視線が自然に流れるよう構成を組み立てています。
編集画面では気にならないことでも、実際の会場では伝わり方が
大きく変わることがあります。
だから私は、「作る人」ではなく、「見る人」
の立場になって何度も映像を見返しています。
編集はゴールではありません
映像制作の目的は、編集技術を見せることではありません。
見る人に、
「分かりやすかった。」
「印象に残った。」
「この会社のことをもっと知りたい。」
そう感じていただくことです。
そのためには、映像そのものだけではなく
見る順番までデザインすることが大切だと考えています。
映像は、ただ情報を並べるだけでは伝わりません。
見る人が自然に理解できるように、視線の流れや情報の順番まで設計することで、初めて「伝わる映像」になります。
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