好きな人中心の毎日から抜け出すヒント

好きな人中心の毎日から抜け出すヒント

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コラム
好きな人のことが頭から離れない。
仕事をしていても、家事をしていても、気づけばその人のことを考えている。連絡が来ていないか確認したり、最後にもらった言葉を思い返したり。そんな自分に「もっと他のことを考えなきゃ」と焦ってしまう人もいるけれど、私はそこまで責めなくてもいいと思う。
好きな人ができたら、その人のことばかり考えてしまうのは自然なことだから。
むしろ、それだけ誰かを好きになれたということでもある。
ただ、恋愛相談を受けていて感じるのは、好きな人が心の大半を占める状態が長く続くと、少しずつ苦しくなってくるということだ。
相手からの連絡ひとつで気分が変わる。会えるかどうかで一日の気分が決まる。気づけば、自分の幸せの主導権を相手に渡してしまう。

だから今日は、少しだけ厳しい話をしたい。
好きな人のことばかり考えてしまうのは、その人が特別だからだけではない。
それが今の自分にとって一番関心のあるテーマだからでもあるし、時には他の悩みや不安から目をそらせる場所になっていることもある。
本当は考えなければいけないことがある。やりたいと思っていることもある。でも、それらと向き合うのは案外エネルギーがいる。
その点、恋愛は答えが出なくても考え続けられる。期待したり、不安になっ
たり、落ち込んだり。苦しいのに、どこか心を占め続ける。
だから、人は恋愛を人生の中心に置いてしまうことがある。
でも、恋愛が悪いわけではない。恋愛には、人を動かす力がある。
会いたいからきれいになろうと思う。もっと魅力的になりたいと思う。仕事を頑張ろうと思う。その気持ちは、とても大切なエネルギーだ。

だからこそ、そのエネルギーを好きな人だけに使うのはもったいない。
会いたい気持ちを、自分磨きに使う。
幸せになりたい気持ちを、自分の生活を整えることに使う。
誰かに愛されたい気持ちを、自分自身を大切にすることにも向けてみる。
そうやって少しずつ世界を広げていくと、好きな人を考える時間がなくなるわけではなくても、心の重さは変わってくる。
好きな人を大切にすることと、好きな人を人生の中心に置くことは別の話だ。恋愛は人生を彩ってくれるもの。でも、人生そのものではない。

好きな人がいる毎日を楽しみながら、自分自身の人生もちゃんと生きていく。そのバランスを取り戻せたとき、恋愛は今より少し楽に感じられていくと思う。
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