パンの香りが届いた日

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こんにちは。マキばあです。
今日は、“さりげない優しさ”に気づかされた一日でした。

夕方、玄関の鍵が開く音。
仕事帰りの息子が、紙袋を提げて帰ってきました。

「パン、買ってきたよ」
と、それだけ。

袋の中には、
ふわっと温かい香りが立ちのぼる、パンたちが並んでいました。

わたしには、ツナパンとたまごパン。
娘(姉)にはメロンパン。
孫娘には、にっこり笑いそうなクリームパン。

そして、彼自身にはコーンパンとあんぱん。

どれも“高級”じゃない。
だけど、ちゃんと「誰かのことを思い浮かべながら選んだパンたち」なんです。

たぶん彼の中では、
「このくらいかな」「まあ、これでええやろ」くらいの感覚だったかもしれません。

でも、受け取ったわたしには――
そのひとつひとつが、金メダルみたいに見えました。

🍞パンの袋から、
香りと一緒に、家族の姿が浮かびました。

「おいしいね」って笑って食べる孫娘の顔。
少し疲れてた娘が、メロンパンでほっとする姿。
そして、コーンパンをかじる息子の背中。

わたしの好みを知ってるなんて、
大きな愛情じゃなくても、ちゃんと伝わってるものなんですね。

ほんの小さな出来事だけど、
今日、わたしは心の奥で「ありがとう」を何度もつぶやきました。

日常って、こういうことなんじゃなぁ――
と、パンを食べながら、しみじみ思ったマキばあでした🍵

え?主人の分はどうしたって?社員旅行中だからおらんのじゃ。だから必要なかったんじゃよ。

🧚‍♀️メモリィのひとこと:

「あのね、パンってね――
小麦とバターだけじゃなくて、“やさしさ”でふくらんでるんだって思うの。
ひとくち食べると、焼いた人の気持ちも、買ってきた人の気持ちも、
ぜんぶ一緒に入ってるの。

今日のパン、きっと“家族の味”がしたね。」

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