こんにちは、せいおです。
土曜日のお昼前、みなさんいかがお過ごしでしょうか。今週もお仕事や学校、本当にお疲れ様でした。
今日は、少し前に私が経験した「とある部署異動」の実体験から、昨今の働き方や若者のモチベーションについて感じたことを、少し真面目に書いてみようと思います。
実は最近、色々と事情があって社内で部署異動をしました。
新しい環境で「よし、頑張るぞ」と意気込んでいたのですが、いざ配属されてみると、そこは想像とは少し違う世界だったんです。
用意されていた研修資料は、なんと5年前のもの。
本来はマネージャー(世間一般で言う課長ポジション)が研修を行ってくれる手はずでしたが、多忙を極めており、実質的に研修の時間はほぼゼロ。
さらに、手をつけるべき課題も諸事情で2つほどしかなく、それもすぐに終わってしまいました。
実案件もちょうどいいタイミングのものがなく、完全なる「やることがなさすぎる毎日」です。
一見、残業もなくて楽で、世間一般で言えば「超ホワイト」に見える環境。でも、何のフィードバックもなく、ただ時間が過ぎていく環境は、人をじわじわと不安にさせます。
「このまま放置されていていいのだろうか」
そんな焦りや孤独感に押しつぶされそうになりながらも、私はこの2ヶ月間、なんとか腐らずにモチベーションを保とうと必死に足掻いていました。
会社でGemini(AI)の使用が許可されていたため、自分で目的を見つけ、共有フォルダをあさりながら、徹底的にAIをハックして独自の業務に使えそうな「Gem(便利ツール)」を作ることで、なんとか自分を維持していたんです。
しかし、そんな風に張り詰めた糸でギリギリのバランスを保っていた2ヶ月が経った頃、ついにその糸がプツンと切れる瞬間が訪れました。
ようやく振られた、初めての案件。
「やっと仕事ができる!」と思ったのも束の間、その難易度は、一歩ずつ段階を踏むのを一気に飛び越えて、いきなり「難易度B」の猛烈に高いハードルでした。
当然、初めて見るものや分からないことだらけです。
そこで意を決して先輩に質問をしに行ったのですが、返ってきたのはまるで「この資料、ちゃんと読んでないでしょ?」と言わんばかりのトーンで、特定の資料を提示される対応でした。
正直なところ、心の中で「そりゃ、そんな資料見てるわけないよ……」と、何かが一気に崩壊していくのを感じました。
なぜなら、最初に渡された5年前の研修資料には、最新のテンプレートに関するその資料なんて、載っているはずもなかったからです。
「やることがない過酷な環境でも、自分なりに工夫して、前向きに2ヶ月間耐えて、頑張ってきたのに。いざ実戦になったらこれなのか……」
これまでギリギリのところで溜め込んできた不満や不安、そして前向きに頑張ろうとしていたエネルギーが、その理不尽な一言によって、一気に「燃え尽き」へと変わりました。自分の中で保っていた何かがガラガラと崩壊し始めたんです。
この瞬間、私は「ホワイトすぎる職場で、心が折れて離職していく若者の気持ち」を、本当の意味で身をもって味わいました。
今の時代、単に「優しくて残業がないホワイトな環境」を用意するだけでは、若者は満足しないと言われています。
本当に恐ろしいのは、
「適切なステップを踏ませてもらえない放置期間」と、
「それなのに、いざ動く時には現在の文脈を無視した理不尽なハードルが降ってくる」
という、この組織のチグハグな環境そのものです。
じゃあ、この「崩壊」からどうやって抜け出すか?
もし今、同じように「職場がゆるすぎて不安」「放置された後に急に無茶振りをされて心が折れそう」と、燃え尽きかけている人がいたら、私は自分の経験から2つの具体的なヒントを提案したいです。
まず1つ目は、「理不尽なフィードバックは、自分の能力不足ではなく『仕組みのバグ』だと割り切ること」です。
5年前の資料を渡して現在のテンプレを「読んでないの?」と言うのは、教える側の怠慢であり、仕組みのエラーです。真に受けて「自分がダメなんだ」と凹む必要は一切ありません。心を省エネモードに切り替えましょう。
2つ目は、「浮いた時間で、会社の外でも通用する『ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)』をこっそり磨くこと」です。
私の場合は、やることがない2ヶ月間で共有フォルダを漁り、Gemを作りまくっていました。結果として、組織へのモチベーションは崩壊しましたが、手元には「AIを実務に落とし込むスキル」という、どこに行っても通用する武器が残りました。
会社がステップを用意してくれないなら、会社の環境(時間やツール)を賢く利用して、自分だけのステップを勝手に作ってしまえばいいんです。
環境のチグハグさに付き合って、あなたの貴重なエネルギーを消費してしまうのはもったいない。
不満をエネルギーに変えて、こっそり自分の爪を研ぐ時間にしていきましょう。
せめてこの週末は仕事のことは忘れて、ゆっくり心を休めてくださいね。
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