【思います】を捨てた時、見えてくるもの

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 こんにちは、効率オタクです。

 今日は普段何となく使っている「思います」について書いてみたいと思います(笑)。

 具体的には「出来ます」と「出来ると思います」の違いについてです。若い頃に勤めていた会社なのですが、「思います」という表現は使わせてもらえませんでした。

 当時の上司は厳しかったのですが、それだけ責任を持って言い切ること重要だと、そう解釈しています。

 今でも「思います」と言ってしまうことが多々ありますが、言い切るという事は、それだけで難易度が数段上がります。厳しかったのですが、これに気づけたのは、自分にとって大きな収穫でした。

 テストで例えると分かりやすいかもしれません。「90点を取る」目標と、「95点を目指す」ではやることが変わりますし、「100点を目指す」となれば、求められる理解や取り組みの質が全く違ってきます。根本的な理解だけでなく細部までやり遂げる必要があります。

 思いますを使わないだけで難易度は跳ね上がる、テストで例えるとこんな感じになるのかなと思います。

 この違いは、企業活動にも通じると感じています。どこまでの完成度を目指すのかによって、かける時間もコストも考え方も変わってきます。基準設定の難しさやそれに伴う責任を本当に理解しているかどうかが、企業の姿勢として問われている気がします。

 経営陣の発言時の文言でこの領域に対する姿勢が読み取れる場合があったりします。海外から高く評価されている企業というのは、この領域を熟知し、組織全体で取り組みを行っている企業が多いかなって感じがします。







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