「なんで私だけ、こんな扱いをされるんだろう?」
毎日のように、そう思っていました。
けれど、明確な理由なんてどこにも見当たらない。
私が何をしたわけでもないのに──
“空気”だけが、明らかに変わっていたんです。
あの人が入ってきてから、最初の数日は何も起きていませんでした。
むしろ、みんなと積極的に関わろうとするその人の姿を見て、
「社交的で前向きな人だな」と思っていたくらいです。
でも、気づけばその人は、職場の中心にいるようになっていました。
最初はただ明るく振る舞っているだけに見えたその人が、
だんだんと“場の空気”をコントロールするようになっていったのです。
ある日、ふと気づきました。
その人が冗談を言って周囲が笑っている中で、
私だけが笑っていなかった──
そういう場面があったんです。
私はただ、その冗談にピンとこなかっただけ。
でも、なぜかその瞬間から、空気が少し冷たくなったように感じました。
次の日から、なんとなく会話に入りづらくなり、
私が話しても、返事がそっけなかったり、無視されたりすることが増えました。
周りの人たちも、以前のように自然に接してくれなくなった気がして。
けれど、直接的に何かを言われたわけではない。
いじめられたわけでもない。
でも、確かに感じるんです──
**「自分だけが、そこにいない存在みたい」**だということを。
最初は、本当に自分が悪いのだと思っていました。
気が利かなかった?
空気が読めなかった?
配慮が足りなかった?
でも、何度振り返っても、思い当たることはありませんでした。
私がミスをしたわけでもない。
誰かを不快にさせた覚えもない。
ただ、あの人の“気に入らなかった”何かに、私は触れてしまっただけなのかもしれません。
その人は、とても自然なやり方で、私を“仲間の外側”へと押し出していきました。
たとえば──
■ みんなで共有する情報を、私にだけ教えなかったり
■ 会話の輪の中で、私の発言だけスルーされたり
■ ちょっとした誘いが、私にだけ来なかったり
周囲の人たちは、ただその人に合わせているだけなのかもしれません。
もしくは、私と関わることで「自分も巻き込まれる」と思っているのかも。
でも、そんな職場の中に毎日いるのは、思っていた以上にしんどいことでした。
誰も直接責めてこない。
でも、誰も私を見ていない。
この“無言の孤立”が、私をじわじわと追い詰めていきました。
次回は、
「ターゲットを見つける人の特徴とは?」
というテーマで書いてみようと思います。
どうしてこの人は、誰かを狙って孤立させるようなことをするのか?
そして、なぜターゲットが“私”だったのか──
その理由を、私なりに振り返ってみます。
同じように、「なぜか自分だけが冷たくされている」と感じた経験がある方へ。
あなたは悪くありません。
その違和感にフタをしなくていいんです。
一緒に少しずつ、言葉にしていきましょう。
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