あの人がきてから なにかが壊れた

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コラム
職場の人間関係で悩むようになるなんて、正直思ってもいませんでした。
あの人が入ってくるまでは──本当に、平和だったんです。

私の働いていた職場は、少人数のチームで、上下関係もほとんどなくて、みんなが自然体で過ごせるような雰囲気でした。
仕事中もピリピリした空気なんてなくて、たとえばちょっとしたミスをしても「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけてくれるような、優しい人たちばかり。
ランチも誰かと自然に行くし、たまには他愛もないおしゃべりをして笑い合える──そんな居心地のいい場所でした。

私にとって、その職場は“安心できる居場所”だったんです。

けれど、ある日──
新しい人が入社してきました。

その人は、第一印象だけで言えば「明るくて、コミュ力が高そうな人」。
周囲の人たちも「なんかハキハキしてて感じのいい人だね」と言っていて、最初は誰もが歓迎ムードでした。
もちろん私も、「また楽しくやっていけるといいな」と思っていました。

でも──
その人が入ってきてから、少しずつ、何かが変わっていったんです。

最初は小さな違和感でした。

話しかけたとき、どこかよそよそしい。
みんなで話しているとき、私だけ視線を合わせてこない。
ちょっとした言葉のニュアンスが、刺さる。

「気のせいかな?」
「私が被害妄想なのかも…」

何度もそう思おうとしました。
でも、違和感は日を追うごとに大きくなっていきました。

そのうち、周りの人たちの態度にも変化が出てきました。
挨拶を返されない日があったり、以前はあった雑談がなくなったり。
私のいないところで話が盛り上がっていて、近づくとスッと空気が変わるような…そんな場面が増えていきました。

「どうして…?」
理由がわからないまま、私は少しずつ、職場の中で浮いた存在になっていきました。

何か悪いことをした?
自分の態度が悪かった?
私が迷惑をかけたの?

ずっと自分を責めていました。
でも、どれだけ考えても、思い当たることがない。
ただ一つ、確かに言えるのは──
あの人が入ってから、私は“変わってしまった空気”の中に、ひとり取り残されたということ。

次回は、
「なぜか私だけが冷たくされるようになった」
について、もう少し深く書いてみたいと思います。

「自分ばかりが責められてる気がする…」
「みんなに避けられてる?」
そんなふうに感じたことがある人に、ぜひ読んでほしいです。


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