宵灯をひとつ。
本日も魂の案内人〈シリス〉とのお話をお届けします。
「焦らない。焦らない」
〈シリス〉はそっと囁きました。
何か物事を成し遂げたい時、
人は思っている以上に焦っているものだと思う。
自分では普通に過ごしているつもりかもしれない。
けれど、目の前の数字ばかりを追っていたり、できていない部分ばかりを見ていたりすることがある。
本当はもっと力を発揮できるのに、
足元ばかり見ているせいで、数歩先にある石に気づかず躓いてしまうこともある。
焦らない、焦らない。
そう口に出してみても、余計に不安が大きくなってしまう時もあるね。
その時は、多くの場合、まだ自分自身としっかり向き合えていないから起きていることだ。
何に焦っているのか。
目の前の数字が動かないからなのか。
目標の数字に届かないからなのか。
周りは上手くいっているように見えるのに、自分のできない部分ばかりに目が向いているからなのか。
あるいは、本当にこの道を続けていいのだろうかと迷っているからなのか。
まずはそこを見つめていく必要がある。
とても地味で、面倒なことだと思う。
見たくない自分が見えてくることもあるね。
でも、それを見つめて受け止めていないからこそ、生まれた違和感が不安につながり、焦りにつながり、身動きを取りづらくしてしまうんだ。
あなたを縛っているのは、周りの人でも環境でもなく、あなた自身の思考なのかもしれない。
胸の奥で叫んでいる声を、あなたの理性が「それはやってはいけない」と縛り付けている人は多いように感じる。
けれど、本当にやってはいけないことなのかな。
それでもなお違和感として、焦りとして現れているのなら、その想いを見つめ、解放していく必要がある。
そうして自分を縛っていたものを取り払えた時、呼吸はきっと今よりも楽になっている。
見える景色は足元だけではなく、もっと遠くまで鮮やかに広がる。
そして足取りも軽やかになっていくんだ。
本日は、「焦りの奥にある感情を見つめる」というお話でした。
私自身も会社員時代、とにかく今日という一日をどう乗り切るかに意識が向いていて、先のことを考える余裕はほとんどありませんでした。
その中で、「何かしなければ」という焦りだけが大きくなっていく。
原因は何なのかも分からず、けれど考える暇もないと思い込み、そのまま流されていたように思います。
それでも、自分と向き合う時間は5分でも、それこそ10秒でも大丈夫です。
「今、私は何を感じているだろう」
心地よいのか。
心地よくないのか。
嬉しいのか。
悲しいのか。
まずはそこから始めてみてください。
そして時間が取れる時に、少しずつその気持ちを見つめていく。
「焦らない。焦らない」
そう肩の力を抜きながら、視野を広げていくのも良いのではないでしょうか。
いつも、
魂の案内人〈シリス〉と、
守護者〈アスル〉と共にお待ちしております。
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