コリントのCD

記事
コラム
写真は某サイトから取ってきた聖パウロ(右) 左は聖ペテロらしい。
イースターとともに現役の教皇様が旅立たれてしまった。長生きしてほしかった。お悔やみ申し上げます。

某ばっかりが続いて恐縮だが、某出版社が出しているCDに「コリントの手紙」BGM付朗読シリーズがあります。なお朗読内容は下に引用した聖句と少し異なる(底本が違うため)。

「更に、結婚している者たちに命じる。命じるのは、わたしではなく主であるが、妻は夫から別れてはいけない。
(しかし、万一別れているなら、結婚しないでいるか、それとも夫と和解するかしなさい)。また夫も妻と離婚してはならない。」(1コリント 7:10-11)
「もし女がおおいをかけないなら、髪を切ってしまうがよい。髪を切ったりそったりするのが、女にとって恥ずべきことであるなら、おおいをかけるべきである。男は、神のかたちであり栄光であるから、かしらに物をかぶるべきではない。女は、また男の光栄である。
なぜなら、男が女から出たのではなく、女が男から出たのだからである。また、男は女のために造られたのではなく、女が男のために造られたのである。それだから、女は、かしらに権威のしるしをかぶるべきである。それは天使たちのためでもある。」(1コリント 11:6-10)

わかるよ。聖書の成立した時代に女性には人権なかったし、旧約聖書の記述は実際パウロのいうとおり。そして、現代の教会はジェンダー論に寄り添う立場を取るところも多いって。

とはいえ「女は黙っていろ」感丸出しのパウロの該当書簡を、一般向けにBGMつき朗読バージョンをリリースしてしまったこの出版社。別のやり方があったようにも思えるのですが。
社長は普通に腹が立ってしょうがないので、せっかく買い求めたのですがあのCDは某教会へ寄付しちゃうことにします。
あと、念のためこんな解釈もあるので、付け足しておきます。こちらはユーモアがあるので読みやすいかと思われます。

女は教会で黙っていろ? 腹ぺこ note
note.com/316b421/n/nf0d1643b9855

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す