原因不明の不調と身体をコントロールする気の存在

原因不明の不調と身体をコントロールする気の存在

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現代医学において、自然治癒力の全容はまだ完全に解明されていません。
しかし私たちの身体には、生命を維持するために驚くほど精巧な「3つの自己防衛システム」が備わっていることが分かっています。

それが、「守る(免疫)」「修復する」「保つ(ホメオスタシス)」という観点です。

守る(免疫): ウイルスなどの外敵や体内の異常細胞を監視し、排除する。

修復する: 傷ついた皮膚や内臓の組織を、自ら元通りに治していく。

保つ(ホメオスタシス): 外の環境の変化に関わらず、体温や血液、水分量、血糖値などのバランスと秩序、 体内環境を常に一定に維持する。

現代医学ではこれらをそれぞれ別のシステムとして捉えますが、東洋医学の視点を取り入れることで、この自己治癒の力をより分かりやすく、広い範囲で包括して捉えることができます。

東洋医学では、これらすべての活動を支える要素を、よりシンプルに「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の三つに分けて考えます。

🎈自然治癒力の要「気血水」とは?

気(き):生命活動のエネルギー 
「気」は、すべての生理活動を担う根源的なエネルギーであり、身体を「守り」「保つ」力を支えています。
両親から受け継いだ「先天の気」と、食事や呼吸を通じて取り入れる「後天の気」があり、これが満ちていることで私たちは元気で活動的に過ごすことができます。
水(すい):身体の形をつくる潤い
「水」は、身体の物質的な側面を支える要素です。
私たちの身体の約50〜65%は水分で構成されており、細胞や臓器の形を保ち、栄養を運び、老廃物を排出するための媒体として機能します。
血(けつ):栄養と温かさを運ぶ巡り
「血」は、全身の各器官に栄養と温かさを供給する役割を担っています。血が低下すると、細胞の栄養不足から身体が痩せたり、爪や髪の毛が脆くなったりすることがあります。
傷ついた組織を「修復する」ための大切な材料でもあります。

🌷「血」とこころの不思議なつながり

さらに東洋医学では、「血」は「志(こころざし)」を司り、感情の安定にも深く関わると考えられています。そのため、「血」が不足すると、不安感や不眠、イライラ、情緒不安定などの症状が現れるときがあります。

精神的に不安定な方が、「血」を補う漢方薬を服用することで、「心(こころ)」が落ち着き、表情が豊かになって目に活力が戻ることも少なくありません。
もちろん、すべての情緒不安定が「血の不足」によるわけではありませんが、大きな要因の一つとして考えられています。

「血」は「気の母」でもありますから、「血」が満たされれば元気がでて、気分が明るくなるのかもしれません。

🍀「気」が動かす、シンプルで合理的な仕組み

このように、現代医学がいう「守る・修復する・保つ」という自然治癒力の働きは、東洋医学の「気・血・水」の精緻なチームワークによって支えられています。

一見すると原因不明に思える不調も、実はこのシンプルで合理的なシステムが、どこかの滞りによって、力及ばず空回りしている状態なのかもしれません。

「水」「血」は媒体であり、「気」がコントロールしている。
「気」は私たちの意思によって、特定の範囲ではありますが、動かすことができる✨

だからこそ、日々の過ごし方や意識の向け方次第で、私たちは自分の中にある自然治癒力を、もう一度巡らせていくことができるのですね😊



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