これは、私が本当に壊れかけた日の話です。
結婚し、第一子を授かり、不妊治療を経て諦めていた頃に第二子も自然妊。
誰が見ても「順風満帆」な結婚生活でした。
だけど、実際の私は違いました。
亭主関白の父、義母との同居、家族優先の母親を見て育ったこともあって、
“夫にも子どもにも全部してあげるのが当たり前”
“それができてこそ良い妻、良い母”
と信じ込んでいたのです。
朝から晩まで、24時間「誰かのこと」を考えて過ごす日々。
それこそが誇りで、自分の存在価値だと思っていました。
単身赴任で、突然始まった母子3人の生活
ある日、夫の単身赴任が決まりました。
そこから、ほぼワンオペ育児の生活がスタートします。
夫は週末には帰ってきましたが、家事を手伝うこともなく、当たり前のように座ったまま。
私は“お客さんが来たときのように”上げ膳据え膳。
週末が終われば、また夫は赴任先へ戻っていく……そんな日々でした。
「完璧なお母さん」を演じ続けた日々
育児書を読みあさり、
「怒らない・叱らない・いつも笑顔のお母さん」を完璧に演じる毎日。
家事も完璧にこなし、
ハイハイする子どものために、誰も起きていない早朝に床をモップがけ。
弱音は一切見せず、
幼稚園のママ友にも“できる私”を演じ続けていました。
外でも家でも、「本音」は出せなかった。
いつしか私は、家でも外でも孤独になっていました。
助けてほしいと言えなかった理由
実家は車で20分の距離。
それでも私は「助けて」が言えませんでした。
なぜなら——
“頑張れる子” “できる子”“手のかからないいい子”でいたかったから。
そう見られることが、自分の価値だと思っていたから。
コールセンターとの数分の会話が、私を救っていた
ある日、問い合わせしたいことがあって、ある会社のコールセンターに電話をしました。
久しぶりに大人と話した瞬間、心がパッと明るくなったのです。
その日から私は、疑問を見つけてはいろんな会社のコールセンターに問い合わせるようになりました。
「誰かと話したい」
「家族以外の世界とつながりたい」
その欲求を満たすために。
でもやがて、それは“苦情電話”に変わっていきました。
育児の鬱憤を、電話の向こうの誰かにぶつけ始めたのです。
子どもたちは、私が電話をすると口調が変わることを察していました。
きっと「またか…」と思っていたでしょう。
限界の瞬間——そして我に返った言葉
ある日、コンビニでもらったお釣りが、計算と合わないと感じ、お店に電話をしました。
店側はカメラやレジ操作を確認し「間違いはない」と説明してくれましたが、私はそれを受け入れられず、強い口調で責め立てました。
すぐに納得できず、電話でのやりとりはしばらく続きました。
すると店員の女性が一喝。
「このままでは営業妨害です。しかるべき対応を取りますよ!」
そう言って電話を切られたのです。
私はすぐにかけ直していました。
そのとき、自然にこぼれた言葉は——
「私はただ…誰かに聞いてほしかっただけなのに…」
その瞬間、ハッと我に返りました。
今でもあの感覚を鮮明に覚えています。
——私、何をしてるの?
——どうしてこんなことしてるの?
現実に引き戻されたような気持ちでした。
本当は、ただただ孤独だった
そこから私は、電話をすることをぴたりとやめました。
あの頃の私は、
誰かと話さなければ心の安定が保てないほど追い詰められていたのです。
「孤独な育児をしていたんだな」
と、今なら分かります。
ニュースを見るたび胸が痛む理由
最近は、生後間もない赤ちゃんを手にかけてしまう悲しいニュースが絶えません。
あのお母さんには、
話を聞いてくれる人がいなかったのかな。
SOSが出せなかったのかな。
誰も気づいてあげられなかったのかな。
もし誰かが少しでも近くにいて、
たとえ世間話でも、
“ひとりじゃないよ” と感じられる時間があれば——
あの悲劇は起こらなかったのでは?
と、思うのです。
過去の私のように「助けて」が言えないママへ
今は、子育て支援センターなど、交流が持てる場所はいくらでもあります。
でも、そこに来られるお母さんは、一握りなのではないかと私は思います。
センターに出かけられる人は、まだ大丈夫。
誰かと交流するのが苦手な方もいます。
出かけるには、自分の支度はさておき、まずは赤ちゃんから。
そうこうしてるうちに、自分のことは何もできなかったり、
本当にしんどい人は、外に出ることすらできません。
自分が限界だと気づくことすらできず、
ただ毎日を必死につなぎとめている。
私は、そんなお母さんに寄り添いたいのです。
話すのが難しくても、
LINEやメールで、心が軽くなることがある。
だって、過去の私がそうだったから。
だから私は、ココナラで「チャット相談」を始めました
家の中で苦しんでいるママがいたら、
自分でも気づいていない限界に近づいているママがいたら、
誰にも言えない気持ちを抱えているママがいたら……
少しでも、その心の重さが軽くなるお手伝いをしたい。
「こんなこと言っていいのかな?」なんて思わなくていい。
ちょっとしたつぶやきでも、愚痴でも、短文でもいい。
気分転換の一歩として、
あなたの心の整理として、
どうか気軽に使ってほしい。
あなたは、ひとりじゃないから。
🌿さいごに
だれか、話す相手がいなくて苦しんでいるママへ。
どうか覚えていてほしい。
あなたは、ひとりじゃないよ。
【この記事について】
ワンオペ育児で限界を迎えていた頃の、実際の体験を書きました。
「助けて」が言えないまま一人で抱え込んでしまうお母さんへ——
この文章が、あなたの心にそっと寄り添うきっかけになれたら嬉しいです。
#子育て #孤独 #ワンオペ育児 #育児の悩み #ママの悩み