場面32-1:“うまく見せる”より“いつもの笑顔”
記事
学び
はじめての運動会。
1歳児クラスの先生たちは、ちょっと迷っていました。
「ちゃんと見せる練習…した方がいいのかな?」
「でも、この子たちって、“練習のための動き”より、普段の方がいい顔してるよね」
そこで決めたテーマはひとつ。
“いつも通りを、そのまま見てもらおう”
保護者にはこう伝えた。
・特別な発表はしません
・いつもの遊びの延長です
・最後は、ママやパパのところに走っていってぎゅーっとします
さらに、お迎えの時間には音楽を流して、
親子でちょっとずつダンスを楽しめる時間もつくった。
——そして当日。
ちょっと泣いちゃう子もいた。
でも、ほとんどの子が、“いつもの姿”のままママやパパのもとへ走っていった。
それを見て、先生は思った。
「これでよかったんだよね」
この運動会を終えたあと、先生が振り返った内容として
“子ども主体の保育”になっているか?を考えよう。
クイズ
せっかく保護者が来るのだから、セリフを言うなど“見せ場”をもっと作るべきだった。
⭕️か❌か
保育のポイント
行事は「上手に見せる場」ではなく、
“子どもの今”をそのまま共有する場です。
1歳児にとって大切なのは、成功や完成度ではなく
✔安心できる環境
✔いつもの関係性
✔やってみようとする気持ち
保護者にもそれを伝えていくことで、
“評価する行事”から“共に育ちを感じる行事”へと変わっていきます。
答え
❌