あなたのその会社でのレベルは、もう「カンスト」している。――停滞という名の最大のリスク

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「カンスト」という言葉をご存知でしょうか。ゲーム用語で「カウンターストップ」、つまりレベルやステータスが上限に達し、それ以上敵を倒しても経験値が入らなくなった状態を指します。

あとは惰性でプレイを続けるか、新しいステージ(強くてニューゲーム)に進むかの二択。実はビジネスの世界においても、これと全く同じ現象が起きています。

もしあなたが以下の状態にあるなら、その環境で得られる経験値はもう残っていません。

「想定外」が起きない:トラブルが起きても「あ、またあれね」と解決策が瞬時に浮かぶ。

伸びしろが「社内事情」に詳しくなるのみ:技術的な本質は把握しており、あとは「◯◯部署の△△さんに聞けば通る」といった社内プロトコルに精通するくらいしか上達の余地がない。片手間で80点の成果が出る:全力を出さなくても周囲から評価され、シングルタスクどころか「ながら作業」で業務が回ってしまう。

といった感じです。

これらは一見、有能で安定した状態に見えますが、実は非常に危険な兆候です。今日は、会社員が陥る「慣れ(カンスト)」という名の罠について語ります。

「社内価値」と「市場価値」の残酷な解離


同じ場所でレベルがカンストしたまま過ごす時間は、単なる現状維持ではありません。それは「機会損失」という名の負債を積み上げているのと同じです。

年功序列の大企業であれば、どの部署にいても給与水準は大きく変わりません。営業部門にインセンティブがある程度で、管理部門+αといったところが相場でしょう。

私が大きい銀行で本社部門で異動した時に社内レポートなどあまりにもピンポイントすぎる仕事をやっていて嫌気がさして3か月で辞めました。このまま3年いたら自分が市場で死ぬと思ったからです。

手前味噌ですが、独立容易なエンジニアという職業を選択して加齢について恐怖を覚える事はなくなりました。これはそういう需要がある、「市場価値」が一定担保される仕事を狙ったためです。

「市場価値」という外部の物差しを当てた瞬間、残酷な世界が見えてきます。

例えばシステム関連の部署なら転職市場で引く手あまた。金融の運用部門なら、外資を含めた高額報酬が狙える。どの会社でも営業人材が不足しているので引く手あまたでしょう。

一方で、社内調整に特化したスキルは一歩外に出れば「1円の価値」も生み出さないことが多々あります。

会社が存続している間は、あなたの「社内価値」が給料を支えてくれます。しかし、リストラや倒産、あるいはあなた自身が転職を決意したその瞬間、あなたは初めて「社内価値という名の幻想」から「市場価値という名の現実」へと引きずり出されることになります。

「楽に稼げる」という麻薬の代償


「慣れた作業」でそこそこの給料をもらう。この感覚は、一度味わうと抜け出せない麻薬です。

しかし、永遠に市場価値が高いままの職業など存在しません。給与が一定以上に高まれば、会社にとってあなたは「高価なコスト」になります。経営者はコストを圧縮するため、AIを含めた代替策を常に模索しています。

「自分がいなくなったらプロジェクトが回らない」「周囲に迷惑がかかる」そんな責任感からその場に留まる人もいるでしょう。

しかし、現実は非情です。大抵の仕事は、誰か一人が抜けても回るようにできています。それはあなただけでなく、社長が抜けても同じこと。一人が抜けて回らなくなる組織は、そもそも会社として欠陥があるのです。

カンストした後の「二つの選択肢」


では、自分のレベルが上限に達したと確信した時、具体的に何をすれば良いのか。道は二つしかありません。

1.転職して、市場評価が高いステージへ移る2.副業を始める

私は特に、アラフォー以上の世代に「2. 副業」を強くオススメしたい。

40歳前後になれば、自分が出世できるか否か、何となく見えてくるものです。そして、会社での出世(社内価値の向上)が必ずしも市場価値の向上と一致しないことも分かってくる。上に行けないと悟った時、モチベーションを維持しろと言う方が無理な話です。

23歳で働き始め、40歳。定年が70歳に近づく今、残り30年近くを「死んだ魚の目」をして働くのは、人生の損失であり、社会的な損失です。

とはいえ、今の待遇を捨てて転職するのはリスクが高い。だからこそ、副業なのです。

「自分に特殊なスキルなんてない」と嘆く必要はありません。日本の就業者数は約6,700万人。その中のどこかに、必ずあなたの知見を求める人はいます。週に数日のリモートワークが認められているなら、その合間に、自分の知見を活かせる別業界でパートタイム的に働いてみるのはいかがでしょうか。

結びに人生100年時代、40歳はまだ折り返し地点に過ぎません。

今の会社という「最初のゴルフコース」で18ホール回りきったのなら、そのままクラブハウスで茶を飲んで過ごすには早すぎます。

カンストしたレベルを引っ提げて、外の世界に自分の価値を問い直す。その一歩が、残りの30年を「惰性」から「資産」へと変える唯一の方法なのです。

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