なぜ、あなたの仕事は忙しいのか?

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IT・テクノロジー
私は正社員として10年働いた後、
これまでフリーランス(業務委託)として、過去5年間で7〜8社の大手企業のプロジェクトにアサインされてきました。

立場は正社員ではなくなりましたが、
(業務委託が携わらない)予算関連や研修を除けば、中身は正社員の方々とほぼ同じ熱量で働いてきました。

そこで目にしてきたのは、優秀な正社員の方々が、常に36協定ギリギリまで忙殺されている姿です。

なぜ、仕事はこれほどまでに終わらないのか?
どうすれば、私たちはもっと楽に、高いパフォーマンスを出せるのか?
現場で戦いながら導き出した、私なりの考察をまとめます。

「仕事は無限である」という残酷な前提

どんなに効率を上げ、集中してタスクをこなしても、組織には無数の「もっと良くできる点」が転がっています。

この前提がある限り、仕事に「終わり」は来ません。
ここで必要なのは効率化ハックではなく、「見切りをつける勇気」です。

返信のテンプレート集を用意しようがプログラミングで仕組み作りをしようが根本は一緒です。

時間が有限である限り、終わる事はありません。
そして「無限に仕事があるという事」は「頑張るほど生産性は落ちる」という法則も働きます。

生産性は「成果 ÷ 投入時間」で決まります。
仕事は本来、インパクトの大きい順(重要な順)に手をつけるものです。営業なら、成約率の高い顧客からアタックしますよね。

つまり、頑張って長時間働くほど、後に残った「重要度の低い仕事」や「成約率の低い顧客」に時間を投じることになります。

「頑張れば頑張るほど、1時間あたりの生産性は落ちていく」。
この構造を理解し、どこかで線を引かなければ、一生労働から解放されません。

曖昧な仕事の範囲

なぜ個人の努力だけで早く帰れないのか。
それは仕事の性質が「宿題」から「文化祭」に変わるからです。

・宿題(個人作業)
前倒しで終わらせて、残りの休みを満喫することが可能です。自分のペースですべてをコントロールできます。

・文化祭(集団作業)
仕事の多くは「クラス40人で1ヶ月かけて一つの作品を作る」ようなものです。

会社では仕事の境界線が極めて曖昧です。誰が何を得意とし、いつ動くのかが完全には見えません。

自分が早く終わらせても、締め切りギリギリまで動かない誰かを救うために、結局は最後まで現場に拘束されることになります。

この「曖昧な境界線」こそが、個人のスピードを組織の鈍重さに同化させてしまう正体です。

「長時間労働」という名の美徳と、努力のインフレ

ここ10年で働き方は大きく変わりましたが、

・長く働いている人は偉い
・遅くまで残っている人は頑張っている

という無意識の風潮が残っています。

確かに、誰かのタスクを肩代わりするために残業する献身的な社員は、組織にとってありがたい存在に見えるかもしれません。

本人も残業代が出るため、一見すると「三方よし」のように思えます。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。

誰かのタスクを安易に巻き取ったり、定時を過ぎても即レスを続けたりすることは、「努力のインフレ」を招きます。

ちなみに一番身近なインフレは「丁寧なメール」です。
要件だけなら1~2行で良いのに丁寧に書いて3倍の文量で6行とか書くのは害悪の賜物でしょう。

仕事を早く「終わらせる」ための3つの戦略

①各タスクのスケジュールを引いて最低限の質にする
時間は有限なので、スケジュールで切る事が大事です。
各タスクそれぞれ時間で切って、その中で最低限の質を目指しましょう。
完璧主義は、時間の最大の敵です。

現実として、80点の成果を出すのに30時間かかるとすれば、
残りの20点(100点満点)を埋めるには追加で70時間、合計100時間かかるようなことが往々にして起こります。

② 業務の境界線をきっきり引く
「文化祭の作品作り」を、個別のパーツに分解(タスク化)することです。
自分の責任範囲を明確に定義し、そこから先は「他人の仕事」として切り分けます。

「良かれと思って手伝う」のは、短期的には親切ですが、
長期的には自分の首を絞め、相手の自立も妨げます。
結果として、助ける側も助けられる側も共倒れ(地獄行き)になります。

「定時を過ぎたら返信しない」

これも立派な境界線の引き方です。

③ 長時間労働という名の「美徳」を断ち切る
ここ10年で働き方は変わりましたが、日本人の根底にはいまだに「長く働いている人は偉い」という無意識の美徳が残っています。

確かに、誰かのために残業する献身的な社員は、短期的にはありがたい存在に見えるかもしれません。

しかし、本質的な視点に立てば、周囲が遅くまで頑張っている状態は「長時間労働という名の悪習を伝染させている」と捉えるべきです。

「頑張っている人」を応援してはいけない

先述した通り、仕事は頑張れば頑張るほど、1時間あたりの生産性は落ちていく構造にあります。

それなのに、遅くまで残っている人を見て「お疲れ様!頑張ってるね」と声をかけてしまうと、
相手はその言葉に酔い、長時間労働を自己正当化してしまいます。

最後に:自分の人生の「指標」を持とう

誤解を恐れずに言えば、私は誰かを批判したいわけでも、特定の働き方を推奨したいわけでもありません。

ただ、年功序列というシステムの中にいると、どうしても個人の貢献度を図る指標が「長時間労働」に偏ってしまいがちです。
他に分かりやすい物差しがないからです。

一方で、私は業務委託として常に「成果」にこだわってきました。
もちろん契約上は「1日8時間」といった時間制ですが、実態は3ヶ月更新の真剣勝負です。

たとえ規定の時間を働いていても、パフォーマンスが低ければ容赦なく契約は終了します。

結果、上述した事を矛盾しますが
最短で成果を出すためにExcelの自動化から果てはショートカットキーまでこだわり、
「決められた時間の範囲内で、いかに最大のアウトプットを出すか」だけに焦点を絞ってきました。

その結果、周囲の働き方と自分の成果指標との間に、大きな乖離があることに気づいたのです。

仕事の目的を明確にし、具体的な報酬やスキル、成果を自分の「指標」として持ちましょう。

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