ファミレスの配膳をはじめ企業エントランスでの案内や倉庫での運搬、警備巡回など自動走行するロボットが身近な存在となって久しいかと思います。こうしたロボットの導入費用や耐用年数などが気になりましたので調べてみました。
まず世の中に広まったタイミングですがサービス業(飲食、ホテル)での普及は2020年前後でやはりコロナ禍が大きく影響していることと推察されます。ですが専門的な物流や農業、建設分野では既に2010年代後半よりセンサー技術やAIの向上により導入がなされていたようです。この差は働きかける対象が物か人の違いで技術革新が進んだ結果、対人での運用も可能になったのだと思われます。
前提として搭載している機能や運用環境はそれぞれで一概に断ずることはできませんが、身近なファミレスでの食事を配膳するロボットで考えていこうと思います。
一般的にファミレスで見かける猫の顔が表示されているタイプのものは1台300~400万円くらいが導入費用の相場だとされており、プランなどによっては月額10万円×36か月のようなリースを行っている場合もあるようです。
次に耐用年数に関して、使い方や稼働時間によってばらつきは出そうですがどのメーカーも大体5年前後と公表しており、人件費を計算する際の指標としても5年という数字が用いられることが多いようです。
また運用していると経年劣化はつきものです。
故障原因として多いものは、稼働の度に負担が増えるバッテリーや車輪(モーター)関係、環境の汚れや光量の変化によって左右されるカメラやレーダー類、純粋な表面の傷や油分や湿気による破損などが挙げられます。
そして本質的な、”一人雇うのと1台ロボットを導入するのとではどちらがコストを抑えられるのか…?”という話に関しては、人件費・稼働の安定性・離職リスク等々を考えるとロボット側に軍配が上がる一方、柔軟な対応やその人の価値に惹かれているといった方向性では人間に分がある感じがします。
小説家の星新一は言いました。
「ロボットが普及した未来においては、世の中は極めて平穏で人間はまるで動かなくなるであろう」と。
技術革新に伴い生活が豊かになっていくことはとても望ましいことですが、そんな世の中でも自分の価値を損なわず自分らしくありたいものです。