先日テレビを見ていた際に補聴器のcmが流れてきました。「これ一つでこんなに世界が変わるだなんて…!」的なよくある宣伝がなされていたのですが、そもそもどういったメカニズムで聞き取りやすくなっているのか調べてみました。
まず簡単に音が聞こえる仕組みをまとめますと、耳で拾った音を鼓膜で振動させることで更にその奥にあるリンパ液が揺れます。その揺れを用毛細胞が電気信号に変換し神経を通じて脳へ情報が送られ音を認識できます。
この一連の流れがスムーズにいかなくなることで難聴が発生します。
補聴器が有している機能としては名前の通り、聞くことに関する役割を補強する働きをしています。構成要素として主に3つのパートに分かれており、①マイク ②アンプ ③レシーバーとなっております。
まず①で音を集めて拾い、次の機構へ送ります。送られてきた音を受信した②では内蔵されている小型コンピュータが音の処理を進めます。例えば音の強弱やノイズの除去、音の方向性等々を調整し電気信号に変換した後、次の機構へ送ります。電気信号を受信した③では再度音に変換し鼓膜を揺らして音を知らせます。
こうしてみると補聴器とは耳に生の音が届く前に音質を向上させて機能が低下した人体でも受容できるように調整する物だったのですね。最新の補聴器ですと、スマホと連携してイヤホンのように使える物やAIが環境音やノイズを自動調節する物など様々な種類の物が発売されているようです。
ピアニスト久石譲は言いました。
「たとえ一流よりも良い音を出せたとしてもまだ二流なのだ。大事なのは、その音を出し続けることができるかということ。一流を継続し続けるのが一流なのだ。」
そうは言っても調子には波があるのもまた事実です。
そのブレが小さいに越したことはないですが、調子が悪い時だってあるという事実を受け入れられたならば継続のハードルも少しは下がるような気がします。