こんにちは!
おっちゃんです
今日は土間セメントの仕上げの鏝あてをしていたので遅くなっちゃいました
さて、今日はYoutubeでよく見るDIYのフローリング工事について、職人目線での意見をお話します
Youtubeで学ぶべきこと
さて、皆さんもよくご覧になるYoutube
検索すると、中古住宅を自分で買い取りDIYでリフォームするという動画が随分出ていますね
中にはその動画で工事の順序を丁寧に解説して、ご自分でリフォームしようと考えている方々の教科書のような立ち位置のような動画もあります
確かにフローリングの施工手順やそこで注意すべき点は職人さんレベル、いやそれ以上の知識を持ったYoutuberさんもいらっしゃいますよね
断熱材の選考基準や実際の施工、大引きや根太(床を支える構造体)の補強方法や注意点まで、どこかの工務店で親方としてやっていたんじゃないか?
って思える方もいらっしゃいます
でも何故かこれからDIYをやろうと考えている方は、もっと簡単に施工している動画を見たがります
そこで
「あまり知識がない私がここまでできました~」
という出来上がりの動画を見て安心してしまいます
「なぁ~んだ! これなら俺にも出来る!」
さぁ、みなさんだったらどちらのYoutuberさんを手本にしますか?
そうなんです
せっかくご自分の知識を動画にして、わかりやすく解説してくれて、これからご自身がやるであろう工事のヒントまで教えてくれているYoutuberさんをお手本にするべきなんです
家のDIYは日曜大工のやっつけ仕事でこなせるものではないんです
何年も何十年も頑丈にその強度を保たなければなりません
ですから下地の補修や補強、既存の構造から断熱材など追加工事を施工して現状より向上した仕上がりにもっていかなければなりません
ですからせっかく無料で教えてくれているので、補修方法や補強方法を学び、ご自身の施工する現場にその知識がどう生かせるかを考えるべきです
現場の目線で見た床工事とは
中古物件、特に古いタイプの家ですと、ドアの枠の下側が廊下やホールの床よりちょっと高くなっています
その部分の名称は、框(かまち)といいます
玄関から一段家に入るところをあがりがまちというんですが、あまり聞かない名称ですかねぇ
大部分フローリング工事というのは畳の部屋の床を板張りにするというものですが、その和室は通常ふすまという引き戸?があります
もちろんそこにも框がありますよね
大部分のDIYはその框の上部の高さに合わせてフローリング材を張ります
ですから框はそのままですよね
ふすまのレール跡がそのままの状態でも構わないというならそこで施工は終了
です
でも大半の皆様はレール跡があるとみっともないと考えます
そこで、最初から框を撤去して廊下と同じ高さにしようと思いつきます
ここで皆さんは泥沼に陥ります
ドアというドアにはすべて框があるという事に気が付きます
でも和室と廊下の高さを合わせればいいんだから、これで解決でしょ~
たしかにフローリング工事だけで完了であればそれでいいでしょう
でも壁を撤去して続き間にしたいとか、オープンスペースを作りたいというプランもあるとなると話は別です
というのは、框を境に各部屋の床は高さが若干違うからです!
冷蔵庫や重量物を置くキッチンは基本床の下地は厚く作ります、でも仕上げ材はクッションフロアなので3㎜程度の厚みしかありません
ですが引き戸などで区切る様式が多い箇所で、勿論框があるので段差の違いはめだちません。
トイレや浴室、脱衣場にも框があるので床高の段差が目立ちません
結局1か所框をいじればまず全部の框を撤去する事になる可能性があります
そうすると床も全部張り替えという事にもなるかもしれません
職人の床工事のやり方
さて、この最悪な状況を打開する方法があります
それは、すべての床の高さを控えておくことです
玄関、廊下、各部屋で工事前に現状の高さを測ります
職人さんそれぞれやり方がありますが、私はこの方法ですべて控えてから施工計画を立てます
こういう機械を使って測ります
名称はレーザー墨出し器といいます
まず絶対触らない場所(例えば上がり框)からホール、廊下と移動しながらそれぞれ左右にレーザーを当てて、その線から床の長さをメモしていきます
段差に差し掛かって上に上がるのなら、あがった分床を下げるという事になり、下がったら床をその分あげるという事になります
全部測り終わり、今度は左右測った誤差を見ます
誤差があれば傾いているという事です
ここで初めて工事計画を考えます
何期かに分けて出来る時に工事するのもいいでしょうし、都合により玄関そのものを新規に作らなければ解決しないという事も考えられます
触らない個所も出てくるでしょう
ですが、これが職人目線の床工事なんです
まとめ
もしあなたがフローリングの工事をお考えなのであれば、私たちのような精密な施工基準まではお考えではないでしょう
しかし最低限の下地強化や補強工事、せっかく剥がすのであれば断熱材等の追加をしてよりよい施工をして安心した生活につなげられればと思います
私も微力ながらお手伝いできればと思いますので、ご用命の際は下記サイトからお問合せください