【現場目線で見た】家の大きさや何階建てを確認する

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こんにちは!
おっちゃんです
今日は具体的に家を建てようとお考えの時に確認しておかなければいけない
(ちょっと面倒くさい事のようですが大事な事です)
事をお話します
家を建てるためにどうしても必要な事! 
そう、土地です


もしかすると家が建てられない??? 不動産購入の注意点

実は土地には建築が出来るところと出来ないところがあります
 (地方自治体に申請して建てられる場合もあります)
見分けとして、

*《市街化区域》上下水道や道路といったインフラ設備が整っているところ
《市街化調整区域》むやみに市街化を広げないように抑制している区域です
          原則住宅の建築は認可されません
注)地方自治体によっては申請が通る場合もあるので、市役所に確認してくだ  さい

もし街の不動産屋さんや開発会社さんで紹介された土地の場合、その土地を紹介するページに用途地域という欄があるはずです
個人の売買の場合はそういう用紙はありませんし、所有権利書にもそういう項目はありません
あなたの安心の為にもご自身で確認されたほうがいいと思います

注)市街化区域には12種類の区分けがあります
  それぞれ住宅の建築は出来ますがある程度の規制があると思ってください
問い合わせ先は各市町村役所の建築指導課または都市計画課です

ここではざっくりとした説明にしておきます
詳しく調べたい時は、お住まいの市役所のホームページにてご確認ください

家の大きさがここでわかる! 建ぺい率と容積率を理解しよう

例えばあなたは100坪の土地を手に入れて(または土地付き注文住宅)いよいよその土地を見に行くことになりました
そして、その土地を紹介した資料を貰いました
土地の面積、用途地域、そして
建ぺい率〇〇%、容積率〇〇%という項目に目が行きます
これってなに?

実はこれが家の大きさを決める数字なんです

家は法律で大きさや高さを決められているんです
建築基準法ってやつですね
さぁ、あなたも簡単に計算できますので、家の大きさのイメージを算出してみましょう

そんなに難しい計算式でもないので、ここでひとつ計算してみましょう

不動産屋さんにもらった資料に敷地面積100坪、建ぺい率60%、容積率200%と書いてあったとしましよう

建ぺい率とは家の大きさ(一階延床面積)=横に広がる大きさなので、
100×0.6=60坪

容積率とは家の高さ(各階の延べ床面積)=縦に積み重ねる大きさなので、
100×2=200坪

*注)地域によって防火区域緩和や角地緩和といった建設予定地によっておおよそ10%の緩和措置を受けられる場合があります

ここで裏技! 延べ床面積に含まれない設計が出来る

1,地下室
  延床面積の1/3以下であれば作っても大丈夫
2、ベランダ・バルコニー
  本体の建物の接合部から1m以内であれば免責
3,吹き抜け
  そもそも床がないので免責
4、車庫・ガレージ
  延床面積の1/5まで作っても大丈夫
5,ロフト/屋根裏収納など
  作る階(例えば2階につくる場合2階全部の床面積)の延床面積の1/2
  で、高さ1400㎜まで、水道やトイレ等の施設は作らないということであ  
  れば大丈夫

設計していて思うこれからの基準

前項でお話した裏技の中で、設計する時によくリクエストされるのが、ロフトです
TVのCMやパンフレットで様々な形のロフトを紹介している事もあり、注目度も上がってそのロフトの使い方も多様性を求められています
空間利用としてはとっても有効だと私も思います
しかし木造住宅では強度の関係で設置する場所や大きさが限られてきます

広い空間を確保してそれぞれの配置を考えながら設計すると外側の構造体を鉄骨で支え、パーテーションのように間仕切るところは木造で作る空間がベストであるような気がします
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