こんにちは!
おっちゃんです
今回は建築基準法で《再建築不可物件》認定されてしまった建物をフルリフォームした案件です
親族の土地と家を相続したり、建物付きの格安物件を購入したら、《再建築不可物件》だった・・・
という案件は田舎のほうに行くとよくあります
そしてこの案件も、既存の建物を解体して建て替えを考えていたお施主様からの相談から始まった案件です
幸い解体工事直前だったので事なきを得ました
建築基準法というのは~
という定義はweb上で沢山出ているので、検索してみてくださいね
今回問題となったのは、隣接道路が2m以上離れてしまっているという事実があった為、建て替えの為に更地にしたら二度と建物が建てられないという事が展示場の担当者の方から聞かされてわかった事から始まります
ここでいう道路というのは、幅4m以上(地域によっては幅が6m以上)の道路のこと
・家が建てこんで道路に接していない土地(路地裏の長屋タイプ)
・接する道路が幅4m以下の土地(港町によくある車が通れないほど道が狭 い)
・道路から細い路地を通った先に土地があり、路地の幅が2m以下の場合(道路から畑の中の軽トラが走れる位の小道の先に家がある等)
なるべく柔らかく表現しましたがわかりずらくてすいません(-_-;)
逆に言えば、柱が1本でも立っていれば建て替えじゃない!
(この簡単な発想こそ職人気質なのかもしれません)
リフォームという選択肢
幸いお施主様は新築を希望されていたのと、自己資金が多かった事もあり予算面は十分でした
なので久々のフルリフォームに、各業種のおっちゃんたちが集まりました
みんな仕事、もの作りが大好きな連中なんですが、言いたい事だけを言い合いあって人の意見なんか聞きゃしないという特性があります( ´艸`)
鍛冶屋のおっちゃん、左官屋のおっちゃん、材木問屋のおっちゃん、設備屋のおっちゃん、重機屋のおっちゃん(この人たちが人の言う事聞かないグループ)と、もの静かで居るか居ないかわからない感じの総勢十数名
私の事務所の前には高級車がずらり(-_-;)
ま、そこでリフォームとしては規模も金額もおおがかりですが、同規模の新築よりは割安で完成出来るという見積りとプランが出来てお施主様に提案
多少の手直しで受注しました
家事室というスペースを作ってみました
これが一階の間取り図です
あくまでリフォームなので基礎の形状は変えていません(見た目は)
部屋の名前がリフォーム前の間取りですが、新たに家事室を設けました
専業主婦の奥様が欲しかった空間です
大学生のお嬢さんも大賛成で、
「専業主婦という重要な仕事についているお母さんには自分の部屋が必要だよ」!という事で作ってみました
この画像の後、床を撤去して最終的に骨組みだけの構造体向きだしにして、鉄骨ですべて補強(あくまでリフォームなので)して、間取りを変更しました
これが2階の間取り図です
窓を装飾系にして、大きく開口した窓はFIXです
キッチンの天井は吹き抜けで上部2階部分もFIX窓を設置して自然光を十分取り入れられるようにしました
今回はとても理解力のあるお施主様で、リクエストも積極的に言って
くれました
構造体の補強再形成や基礎の部分補強、FIX窓の設置補強等色々難所はありましたが、人の言う事をきかないおっちゃんたちがああでもないこうでもないと言いあいながら、今回もいい仕事をしてくれました
知識と経験、それを生かせる技術力、それこそが職人であると私は思います
「現場をこなす度に、喜んでくれるお施主様の顔が見たい」
それがおっちゃんたちの共通した考えです
何かある度に事務所の前に高級車がずらりと並ぶのは勘弁ですが( ´艸`)