宅建試験、解答用紙を白紙で出した理由。

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昨年の10月19日、私は宅建試験の会場にいました。

すでに合格はしているのですが、あらためて試験の現場の緊張感を味わっておきたかったんです。

受験生をサポートする立場として、今の会場の空気や試験の難易度を本気で合格を目指す受験生として肌で知っておくことは、何よりの経験になる。そう思っての再挑戦でした。

ところが、試験直前のSNSで、ちょっとした議論になってしまいました。

私のような「すでに合格している者」が再び受験することに対して、合格点(ボーダー)をわずかでも上げるような真似はするなという声が上がったんです。

いわゆるプチ炎上のような状態でした。

正直なところ、一人の受験生がどんな点数を取ったとしても、それだけで全体の合格点が1点上がるとは思えません。統計的に見れば、私の解答が合否ラインを左右する可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。

でも、受験生の皆さんの1点に泣くという切実な思いも痛いほどわかります。合格を目指して必死に戦っている人たちからすれば、私の存在がノイズに感じられてしまうのも、一つの事実なのかもしれません。

もし私が普通に受験することにより、それで誰かが不快な思いをしたり、万が一にでもあの1点のせいでと恨まれたりしてまで、自分の実力を証明することに何の意味があるのか?

ということで、直前に回答用紙を白紙で提出することにしました。

「せっかく受けたのに意味がない」という声もあるでしょう。

しかし、もう一度合格するつもりで数ヶ月間本気で勉強した経験、そして試験当日に教室を包んでいた、あの独特な張り詰めた空気感を久しぶりに生で体感できたことは、受験受験サポートをしている私にとって、これからのアドバイスに活かせる何物にも代えがたい貴重な財産になりました。

あの張り詰めた空間の中で、最後まで戦い抜いた受験生の皆さんには、本当に頭が下がります。

今回、その空気を身をもって思い出したことで、これからも受験生の皆さんの不安やプレッシャーを少しでも軽くできるような存在でありたいな、と改めて思いました。

もし、日々の勉強の中で「ちょっと不安だな」「誰かに話を聞いてほしいな」と思うことがあれば、今までの経験を活かして全力でサポートしますので、いつでもお気軽に相談してください。


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