建築資材高騰!「リフォー済み物件」が注目の的!?

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5月に工事を予定している物件があるのですが、断熱材が品薄状態で、調達に困難を極めています。とにかく小売店をはしごして探すしかない…。お客様とも相談しながら、代替品も含めてやっと数量を確保しました。
二部屋だけのリフォーム工事なので数量も限られており、今回はなんとかなりましたが、建築業界はこれからもっと混乱しそうな予感…。中古住宅の選び方にも影響を与えるかもしれません。

ホルムズ海峡の「事実上の封鎖」と日本の脆弱性

ホルムズ海峡は、中東の原油を世界へ運び出す唯一の出口であり、日本の原油輸入の約94%がここを通過します。2026年3月以降、中東情勢の緊迫化によりこの海峡が事実上の封鎖状態となりました。

中東からの原油供給が寸断された結果、代替ルートが極めて限られている日本としては、エネルギー供給の道が閉ざされてしまった、とも言える状況です。これにより、ガソリンは元より、原油から精製されるナフサ由来の製品すべてに影響がでそうなのです。

建築資材はナフサ頼りの物も多い

ナフサは「石油化学製品の基礎」であり、住宅資材の大部分はこれに依存しています。例えば、プラスチック・樹脂製品、接着剤・塗料、設備機器類など、ほとんどの建築資材の製造に、なくてはならないものなのです。

一部の商品では既に、品薄状態が発生し、価格も高騰し始めています。設備機器に至っては、受注や生産がストップしたものもあります。

巷には、工事中の現場もたくさんあると思いますが、すべての資材が発注済みならいいとしても、工程に沿って調達するスタイルの場合は、工事途中で動きが止まってしまう可能性もあります。工期はつかめず、待つほかない…ということになるかもしれません。

買取再販物件に舵を切る?

中古住宅を購入してリフォームする予定だったとしても、リフォームの工期がつかめないとなると、物件の購入に二の足を踏んでしまいそうです。決済引き渡しを受けても、リフォームに取り掛かれないのが目に見えているからです。

それなのに、住宅ローンの返済は始まってしまうのです。現住所の家賃支払いと、新住所のローン返済という二重の支払いが発生し、しかも、それがいつまで続くのか、見通しが立たない状態になるのですから、心中穏やかではいられませんよね。

そこで気になってくるのが「買取再販物件」です。つまり、リフォーム済みの物件です。個人の売却物件ではなく、売主は業者ですから、その不動産事業者から直接買うことができれば、なんと仲介手数料は不要です。その分、初期費用を抑えられるというメリットがあるんですよね。

リフォーム済みの空家物件ですから、決済引き渡し後、すぐ住めます。リフォーム待ちが引き起こす、二重払いの心配もいりません。と、なると、なんだか良さそうに感じますよね。

「見た目の綺麗さ」と「性能」のギャップに潜む罠

中古住宅はよく、古くて汚くて分からない、と言われます。それらを払拭する一手として、買取再販物件は増えてきました。

確かに、奇麗にリフォームされた内装や設備機器は、古くも汚くもありません。完成品を見ることができる訳ですから、分からないので怖い、ということもありません。中古住宅といえども、建売新築物件を買うような気安さがあるかもしれませんね。

でも、ここで冷静になる必要があるのです。よく考えてみてください。見た目がピカピカでも、建物自体の「寿命」が延びたわけではありません。もしかしたら、見えない部分の劣化(配管の不具合や雨漏りリスク)は放置されたままかもしれないのです。また、買取再販物件は利益の最大化を目指すために、表面的な内装工事に留まるケースが多く、耐震性能や省エネ性能(断熱性)は、現代の基準に遠く及ばないことがほとんどなんですよ。

状況が変われば、方向性が変わってくるのは仕方のないことですが、こんな時こそ冷静に!限られた選択肢を前にして慌てて飛びつくのは危険です。

目先の「綺麗さ」に目を奪われてはいけません! 建物診断(インスペクション)の実施や、将来の修繕計画まで提案してくれる信頼のパートナー(エージェント)を選ぶことが、後悔のないマイホーム購入に繋がるのです。


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