みなさんこんにちはnobu974です。このブログでは小論文の解答例を記載します。これは、私がこれまでに行ってきた小論文添削の解答例になります。総合型入試や国公立2次試験対策として小論文の学習を行っている方の参考になれば幸いです。また、ココナラで小論文対策も行っているので、是非ご利用のご検討をお願いします。
題「ひたすら聞くということ」(看護系)
解答例
私は、ひたすら聴くことに大きな意味がこもっているという意見に賛成である。なぜなら、傷心した人に対して、たとえ気の利いた言葉や解決策が思い浮かばなかったとしても、ただ聴くこと自体が相手を癒すことに繋がるからだ。しかし、ひたすら聴くという状況を立ち上げるために私たちから行動を起こす必要もある。
酷く落ち込んでいる人に対しては、聴くことだけでなくこちらから声をかける事も大切だと考える。確かに、酷く落ちこんでいる人に声をかけることはとても勇気がいる。不要なことを言ったり逆に何も言えなかったりすると傷ついている相手の気分を更に害してしまわないかと怖くなるからである。だが、声をかけるだけで救われる人がいるのも事実だ。
人は、悲しいことがあり気分が落ちこんだときに一人でいると考えが内にこもって否定的なことを際限なく思いめぐらせてしまう。しかし、他の誰かに声をかけられることをきっかけに、誰かに自らの口から自分の考えを話すことができれば、気持ちの整理がついたり改めて客観的に自分を見なおすことができたりして憂鬱な気持ちが晴れていくのだ。
他者との会話というのは一つの行動と捉えられる。何か行動することで気分が変わり、考えも変化することはよくある。掃除をしたらすっきりして勉強しようと思えたり、良い服を着ているときは背筋を伸ばそうと意識が高まったりすることからも分かる。気分や考えを急に変えることは難しいが、少しの行動がそのきっかけとなるときは多いのだ。つまり、落ちこんでいる人にほんの少しの勇気を出して声をかけることで会話という行動に繋がる。その状況で、もし私が適切な言葉が見つからずに、結果的にひたすら聴くという行為になったとしても、その人の考えや気分が良い方向へ変わる可能性は高いということである。
これらの理由から、私はひたすら聴くという行為には大切な意味があり、傷心している人に対しては心のケアにもなると考える。(803字)