■ あるカフェ店主さんの悩み
小さなカフェ 兼 洋菓子店を営む、店主のミカさん。
この店を始めてからずっと、月に十数件は必ず、席の予約やギフトのお菓子の問い合わせが入っていたので、それが当たり前だと思っていました。
ところがここ1年ほど、ホームページからの問い合わせがぱったり止まってしまったのです。
「あれ…? ずっと安定して問い合わせが来ていたのに…。
みんなウチに興味がなくなっちゃったのかな…?」
ホームページには美味しそうなケーキやお菓子の写真を載せ続けているし、
アクセス解析を見ても、ホームページには毎日お客さんが訪れている。
それなのに、問い合わせフォームからはずっとゼロのまま。
ミカさんは不安で胸がざわついていました。
「この1年、いったい何が起きているんだろう…?」
■ 実は「問い合わせゼロ=人気ゼロ」ではない
そんなある日、いつも来てくれる常連さんがミカさんにこう声をかけました。
「この前ね、ホームページから予約の問い合わせをしたんだけど…返事がこなくて…」
ミカさんはびっくり。
「えっ!? 通知のメール、来ていないかも…」
常連さんは申し訳なさそうに続けます。
「そういえば、前は、私にも、自動返信メールというのが来ていたけど、それも来ていなくて・・・。
私が何か間違えたのかな?と思って、結局電話したんだけどね。
もしかして、ほかの人もそうなっているのかな…?」
その言葉を聞いて、ミカさんは背筋がゾッとしました。
「まさか…“問い合わせゼロ”は、お店への興味が減ったんじゃなくて、
メールが届いていなかっただけ…?」
■ 問い合わせは送られているのに、メールが届かない?
ミカさんは、Webに詳しい知人に相談しました。
そこで言われたのが、こんな一言。
「フォームは壊れてないよ。
問い合わせの通知メールが“途中で迷子”になっているだけかも。」
迷子?
どういうこと?
■ 昔はよかった「どんなメールもだいたい届いた時代」
例えるなら、メールは“手紙”、メールサーバーは“郵便局”です。
昔は、どんなメールでも、だいたい相手に届いていました。
でも今は、迷惑メールが増えたことで、
郵便局(メールサーバー)のチェックがとても厳しくなっています。
・差出人と住所(ドメイン)が一致しない
・本人確認の証明(SPF)がない
・開封防止の印(DKIM)がない
・安全ルール(DMARC)がない
こんな状況だと、郵便局(メールサーバー)はこう判断します。
「この手紙、ちょっと怪しい…届けるのはやめておこう。」
つまり、いわば、迷惑郵便や詐欺郵便を仕分けて、
安全でないと判断されたメールを届けないようにします。
その結果、問い合わせメールがフォームからは送られているのに、
“受信箱に届かない”ことが普通に起きます。
問い合わせフォームやメール設定が昔のままだと、
正しく送っているつもりでも「迷惑メール」扱いされて届かない、
ということが実際に起こります。
ミカさんの場合も、まさにこれ。
「問い合わせが1年間ゼロ」ではなく、
「1年間ずっとメールが届いていなかった」可能性が高かったのです。
■ ホームページから問い合わせがこない“隠れた理由”
問い合わせゼロ=アクセスがない、というわけではありません。
問い合わせメールが届いていないだけ、というケースは実は多いです。
・フォームは正常
・送信完了画面も出る
・管理画面にもエラーはない
・なのにメールだけ届かない
この状態だと異常に気づけません。
気づいたときには、お客さんを何人も逃してしまっていることも…。
■ 現代のメールは、身元確認が必須
メールを確実に届けるために必要なのが、次の設定です。
・SMTP … 正しいメールサーバーを経由する
・SPF … この差出人は本物だと証明する
・DKIM … 手紙が途中で改ざんされていない証拠
・DMARC … 「怪しいときはこうしてね」という最終ルール
これらは、メールの“身分証明書”と“防犯タグ”のようなものです。
これが揃っていないと、
・受信ボックスに届かない
・迷惑メールフォルダに入る
・Gmail・Outlookに弾かれる
……ということが起きてしまいます。
■ ミカさんのカフェの場合は?
友人に調べてもらうと、ミカさんのホームページは昔の設定のままでした。
・送信元メールアドレスとドメインが一致しない
・SMTPが未設定
・SPF・DKIMの設定が弱い
・DMARCなし
つまり、メールが迷子になる条件がすべて揃っていたのです。
友人に依頼して設定を修正してもらい、
テスト送信を行うと、ミカさんのスマホに通知が届きました。
\ピコン!/
「お問い合わせが届きました」
「え…! ついに届いた…!」
そして翌週には、また月に十数件の問い合わせが戻ってきたのです。
ミカさんはようやく気づきました。
「問い合わせが1年間ゼロだったのは、お店のせいじゃなかったんだ。
メールの設定が原因だったんだ…。」
■ あなたのサイトも、こんな症状ありませんか?
ミカさんのように、
「問い合わせが無くなったのは、メールが届いていなかっただけ」
というケースは、ほとんどの方はそれに気づけません。
・以前は問い合わせがあったのに、最近急に減った
・「メール送ったのに返事がない」と言われたことがある
・迷惑メールに入っていることがある
・サーバーやDNS設定はほとんど触っていない
ひとつでも当てはまるなら、
設定を見直すと復活する可能性があります。
「ホームページが古いから作り直した方がいいのかな?」
「WEB広告を始めないといけないのかな?」
と新しい試みにお金を使う前に、
まずは、今の設定を見直してみませんか?
■ 私のココナラサービスでは…
エンジニアとして多くのサイトのメール不達を改善してきた経験を活かし、
以下を丸ごとチェック&修正します。
・SMTP設定の導入
・SPF / DKIM / DMARC の確認・修正
・フォーム(WordPressフォームなど)の動作確認
・メールの到達テスト
設定が整えば、ミカさんのように
「問い合わせが戻ってきた!」
という結果が期待できます。
■ 「調べてほしいだけ」の軽い依頼でも大丈夫です
「なんとなく不安…」
「本当に届いてるのかチェックだけしたい」
そんな依頼も歓迎です。
※まずは原因の確認だけでもOKです!