戻りたい恋を、もう一度やさしく整える 第5話
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コラム
別れたあと、思い出は少しずつきれいになります。
一緒に笑った日。
迎えに来てくれた日。
優しく名前を呼んでくれた声。
何気ないLINE。
二人だけの冗談。
そういうものを思い出すと、胸がぎゅっとなります。
「やっぱり彼しかいない」
「もう一度あの頃に戻りたい」
そう思ってしまうのも無理はありません。
でも、復縁を考える時に気をつけたいのは、楽しかった思い出だけで判断しないことです。
もちろん、好きだった気持ちは本物です。
幸せだった時間も、本物です。
でも、苦しかった時間も本物だったはずです。
返信を待ち続けた夜。
言いたいことを飲み込んだ日。
彼の機嫌を気にして、自分の気持ちを後回しにした瞬間。
寂しいと言えずに、平気なふりをしたこと。
それも、二人の恋の一部です。
復縁したい時、人はどうしても「良かった頃」に戻ろうとします。
でも本当に必要なのは、良かった頃に戻ることではなく、苦しかった部分を変えることです。
今日は、彼との思い出を二つに分けてみてください。
一つは、戻りたいと思う理由。
もう一つは、戻ったら変えたいこと。
たとえば、戻りたい理由は、彼といると安心した、話している時間が楽しかった、誰よりも自然体でいられた、ということかもしれません。
戻ったら変えたいことは、我慢しすぎない、寂しい時に責める言い方をしない、彼の態度だけで一日を左右されない、ということかもしれません。
ここを分けるだけで、復縁への気持ちが少し現実的になります。
ただ会いたい。
ただ戻りたい。
ただ寂しい。
その気持ちだけで進むと、また同じ傷に戻ってしまうことがあります。
大切なのは、好きな気持ちを否定しないまま、冷静さも少し取り戻すこと。
彼が好き。
でも、前と同じままでは苦しい。
この両方を持っていていいんです。
復縁は、過去に戻ることではありません。
前よりも少し大切にし合える関係を目指すことです。
心葉(ここは)♡