美味しいものを、いつも家族に譲ってしまうあなたへ。
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コラム
今日、
お土産で美味しそうなお菓子をいただきました。
箱を開けた瞬間、
「これは絶対おいしいやつだな」って、
少しだけ、胸が弾んだんです。
……でも、
気づいたら私は、
自分の分まで息子にあげていました。
「これも食べていいよ」
そう言いながら。
ふとした時に、気づくんです。
私は、美味しいものほど、
いつも家族に譲ってしまっていることに。
「これ、食べる?」って聞かれると、
反射的に
「いいよ、私はいいよ。食べてね。」
って答えてしまう。
子どもや夫の分を先に取り分けて、
私は最後に残ったものを食べる。
いつのまにか、当たり前のように
「残り物担当」になっていました。
でも不思議と、
それが嫌なわけではないんですよね。
「美味しい!」って
嬉しそうに食べてくれる顔を見ると、
それだけで胸がいっぱいになって、
「ああ、これでよかったんだ」って
思ってしまう。
本当は、
私だってお腹が空いている。
本当は、
私だって熱々のうちに、
一番おいしいところを食べたい。
それでも、
「家族が喜ぶなら、それでいいか」という気持ちが、
いつも私の本音を、
そっと追い越していくんです。
たぶんこれって、
食べ物の話だけじゃなくて。
時間も、気力も、
毎日の小さな気遣いも。
私はいつも、
自分の分を「最後」に回している。
「私は後でいいよ」
「私は大丈夫だから」
そうやって、
自分の気持ちを一歩ずつ後ろに下げながら、
毎日を一生懸命、生きている。
でも、ふと思うんです。
もし、大切な友人が
同じことをしていたら、
私はきっと、こう言うはず。
「たまには、
自分の分も真っ先に取っていいんだよ」って。
それなのに、
自分自身には、
なかなかその言葉をかけてあげられない。
今日も、
自分の分を息子に渡したあとで、
少しだけ笑って、
少しだけ胸がきゅっとして。
「これ、私の人生そのものだな」って、
小さく苦笑いしてしまいました。
誰かを優先できるのは、
あなたがとても優しいから。
でも、
自分をずっと最後にし続けていると、
心も体も、
気づかないうちに痩せてしまいます。
だからせめて、
一日の終わりくらいは。
「今の私は、何がしたい?」
「何が食べたい?」って、
自分にだけ、
こっそり聞いてあげてほしい。
小さな一口でも、
5分だけの自分時間でもいい。
誰かのためじゃなく、
自分のために選んだものを、
自分にあげる。
それだけで、
明日のあなたはきっと、
今日より少しだけ、
自分の味方でいられるはずです。
心葉(ここは)♡