祖母を送って、春。

記事
コラム
今年、100歳を迎えるはずだった。

4年前に脳梗塞→認知症
コロナに罹っても回復し
帰省した私が父と一緒に入居している施設に行くと
押し車を押しながら入口まで来てくれて
会話は成立しなくとも
いつもにこにこ笑顔だった祖母。


「祖母の様子がおかしい」

そんなLINEが来たのは1月28日。

故郷を離れて暮らしていた私は
知らなかったけれど

年末に再度脳梗塞を起こしていて入院
すっかり食べるも飲むもしなくなって
1ヶ月たっていたらしい。

数日後、訃報を受け
駆けつけた故郷。

祖母を送った日は立春だった。


🌸

親や親戚が話す祖母の話
もう30年前に亡くなった祖父の話

古い写真に残る誰かの記憶
今に繋がっている面影


私から繋がる命はないことに
ぬぐえぬ罪悪感がくすぶっていて

だからこそ
特別な何かがないとダメだと思っていた自分に

この家に私が生まれた奇跡
それがすでに特別なことで

難しいことは考えなくていい

『精一杯、自分の命を使いなさい』

生を全うした祖母の姿は 眩しくて
祖母の最期の顔は とても穏やかで

そう伝えてくれた気がしたんだ。


🌸


金髪を黒いワックスで染めて向かった通夜。

「金髪のほうが、ばあちゃん喜ぶで」

そう叔父さんに言ってもらって
お葬式は金髪で参列した。

・・・田舎だから・・・
・・・ちゃんとしなきゃ・・・

そんな私の縛られた価値観も
ぶち壊してくれた日。


🌸

ひとつの時代が終わり
そして、新しい季節へ





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