お昼休みくらい一人で休みたい…って私だけ?|同僚に気をつかって疲れる理由と整理法

お昼休みくらい一人で休みたい…って私だけ?|同僚に気をつかって疲れる理由と整理法

記事
コラム
「お昼休みくらい、一人でゆっくりしたい」
「でも、みんな一緒に食べているし、一人だけ抜けるのも感じが悪いかな」

そんなふうに思ったことはありませんか?

以前の私は、職場のお昼休みがとても苦手でした。
仕事が嫌だったわけでも、同僚が嫌いだったわけでもありません。

ただ、今振り返ると私は、休憩時間までずっと周りに合わせ続けていたのだと思います。

今回は、同僚との関係は悪くないのに、なぜかお昼休みに疲れてしまう理由をお話しします。
あわせて、自分に合った休み方を見つけるための3つの整理法もお伝えします。

楽しそうな昼休みなのに、私は疲れていた


以前、事務の仕事をしていた頃のことです。
そこにはたくさんの女性のパートさんが働いていて、私もその一人でした。

お昼になると、みんなで集まってご飯を食べるのが当たり前。
それぞれ好きなことを話しながら、わいわい過ごしていました。
外から見れば、とても楽しそうな昼休みだったと思います。

でも私は、その時間がだんだん苦痛になっていきました。
興味のないスポーツの話を、延々と聞くこともありました。

「そうなんですね」
「へえ、すごいですね」
と相槌を打っているうちに、
「あれ、あなたも好きなんだよね」
という感じになっていく。

私はそのスポーツをほとんど知らないのに、家に帰ってからテレビで見たり、少し調べたりするようになりました。

好きだからではありません。
次に話を振られた時に、何も分からないのは困ると思ったからです。

お菓子を配ることまで「当たり前」になっていた


その職場には、お菓子を配る文化もありました。
誰かがお菓子を配ると、別の日にはほかの人がお返しをする。
20人ほどいる日もあったので、大袋のお菓子を買って持っていくこともありました。

「あ、お菓子を買うの忘れてた」
そう思って、出勤前にコンビニへ寄ることもありました。

自分が休みだった翌日に出勤すると、机の上にお菓子が置かれています。

すると今度は、「これ、誰からもらったんだろう」
と周りの人に聞いて、その人を探してお礼を言いに行く。

一つひとつは、本当に小さなことです。

でも私の頭の中には、
「お菓子を用意しなくちゃ」
「あの人にもお礼を言わなくちゃ」
「次に話せるように、あのスポーツを少し見ておこう」
ということが、どんどん増えていきました。

休憩時間の人間関係が、家に帰ってからも続いていたのです。

「何の電話だったの?」も負担だった


子どもの学校から、お昼休みに電話がかかってくることもありました。

電話を切ると、「何だったの?」と聞かれる。

悪気があるわけではありません。
心配して聞いてくれていた人もいたと思います。

それでも私は、「ほっといてほしいな」と思うことが何度もありました。
銀行へ行きたい日もあれば、ちょっと外に出たい日もありました。

でも、みんなが一緒に食べている。
だから私もここにいなくちゃ。

そんなふうに、ただただ周りに合わせていました。

当時の私は「一人で休みたい」とさえ分からなかった


今なら分かります。
私は、お昼休みに一人でぼーっとする時間が必要だったのです。

でも当時は、それさえ分かりませんでした。

「今日は疲れているから、一人で休みたい」
そう自分の気持ちを理解した上で、我慢していたわけではありません。

ただ周りに合わせていました。
だから、なぜこんなに苦しいのかも分からない。
理由は分からないのに、お昼の時間だけがどんどん苦痛になっていきました。

振り返ってみると、そうした小さな我慢の積み重ねも、その仕事を続けられなくなった理由の一つだったのだと思います。

アダルトチルドレンは「自分より周り」が先になりやすいことがある


アダルトチルドレン傾向のある方の中には、子どもの頃から親の機嫌を気にしてきた方もいます。

周囲の空気を読みながら過ごしてきた方もいるでしょう。

そうすると大人になってからも、
「私はどうしたい?」
より先に、
「みんなはどうしている?」
「私だけ違うことをしたら変かな?」
「感じが悪いと思われないかな?」
と考えてしまうのです。

もちろん、一人で休みたい人がすべてアダルトチルドレンという意味ではありません。
ただ、周囲に合わせることが当たり前になっていると、自分の疲れにも気づきにくくなります。
本当はどうしたいのかも、分からなくなることがあります。

私もそうでした。

「一人になりたい」と気づく前に、周りに合わせることを選んでいたのです。

同僚が嫌いだから疲れるわけではない


ここも、とても大切なところです。
私は、同僚の話を聞くこと自体が嫌だったわけではありません。
楽しく話せる日もありました。誰かの悩みを聞ける日もあります。

でも、自分の心に余裕がない日に、
家族との喧嘩の話。
子どものトラブルの話。
会社への愚痴。
そうした重たい話を聞くことが、負担になる日もありました。

それでいいのだと思います。
人には、その日によって余力があります。

今日は話せる。
今日は静かにしたい。
その違いがあるだけです。

「聞きたくないと思う私は冷たい」と、自分を責める必要はありません。
私がお昼休みに疲れていたのは、同僚が嫌いだったからではありませんでした。

休憩時間まで、自分の気持ちより周りに合わせることを優先していたからです。

では、同じように疲れている時、何を整理すればいいのでしょうか。
ここからは、自分に合った休み方を見つけるために、私が大切だと感じている3つの整理法をお伝えします。

1.自分が「ほっとするもの」を知っておく


今の私は、自分が何をすると回復するのかを少しずつ分かるようになりました。

私の場合は、一人で散歩をすること。
コーヒーを飲みながら、ぼんやりすること。
猫を撫でながら過ごすこと。
朝ごはんに味噌汁を飲んで、その香りを感じる時間もほっとします。

だから、完全に一人になれない職場なら、小さなポットに味噌汁を入れて持っていくのも一つです。
疲れた時に、「ああ、この香り好きだな」と思えるだけでも、少し自分に戻れます。

私なら、パイン飴やいちごミルクの飴もそうです。
「子どもの頃、これ好きだったな」そう思うと、なんだかほっとする。

好きな本を持っていって、一文だけ読むのでもいい。
少し特別なコーヒーを持っていくのもいい。
好きな香りがあるなら、それを感じる時間を作るのも一つです。

大切なのは、
「私は何をすると、少しほっとする?」
を普段から知っておくことです。

人と話すことで回復する人もいます。
大勢で笑うことが安心につながる人もいるでしょう。
一人で静かにすることで回復する人もいます。

正解はありません。
自分なりの回復方法を知っておくことが大切です。

2.「私、今これが嫌なんだな」と認める


次は、自分の気持ちを否定しないことです。

「今日は、この話を聞くのがしんどいな」
「今日は一人で食べたいな」
「毎回お菓子を用意するの、正直面倒だな」

そう思ったら、
「ああ、私は今、嫌なんだな」
と自分だけは分かってあげる。

嫌だと思ったからといって、相手に嫌な態度を取る必要はありません。
嫌だと思うことと、相手を攻撃することは別です。

「正直、お菓子を用意するのは面倒だな」そう思いながら、
「でも職場の人間関係を円滑にしたいから、今日は持っていこう」と選んでもいい。

大切なのは、嫌なのに、
「私は全然嫌じゃない」と自分の気持ちまで消してしまわないことです。

「本当はちょっと嫌なんだよね」
「それでも周りを大切にしようとしているんだね」
そこまで自分で分かっていれば、気持ちの見え方は少し変わります。

自分の本音に気づいたからといって、すべてその通りに行動する必要はありません。
まずは、自分がどう感じているのかを自分だけは知っておく。

そこから、どうするかを選べばいいのです。

3.全部変えなくていい。小さく自分を休ませる


職場には、その職場なりの文化があります。

みんなで食べるのが当たり前。
休憩中も一緒にいるのが普通。
そんな場所で、一人だけ違うことをするのは勇気がいります。
だから、いきなり全部変えなくてもいいと思います。

「今日はちょっと外を歩いてきます」と10分だけ散歩してみる。
銀行へ行きたい日は、銀行へ行ってみる。
食事のあとだけ、一人になる。
好きな飲み物を用意しておく。

そのくらいでもいい。
周りに合わせる日があっても構いません。

ただ、
何となく我慢し続けるのではなく、自分の気持ちを分かった上で選ぶ。
その違いは大きいと思います。

「今日はみんなと食べたい」と思えば、一緒に過ごす。
「今日は静かに休みたい」と思えば、少しだけ一人になる時間を作る。

毎日同じ休み方をする必要もありません。
その日の自分に合わせて選べることが、自分を休ませることにつながります。

「たかがお昼休み」ではなかった


当時の私は、お昼休みくらいでこんなに疲れるなんて、おかしいと思っていたのかもしれません。

でも今は違います。
毎日の小さな疲れは、少しずつ積み重なります。

「今日は一人になりたい」
「今日は誰かの話を聞く余裕がない」
「少しぼーっとしたい」
そんな自分の感覚も、大切な情報です。

他人を大切にすることと、自分を大切にすることは、どちらか一つではありません。

同僚と楽しく話したい日は、一緒に過ごせばいい。
一人で休みたい日は、自分がほっとできる時間を少し作ってみる。

そして、ときどき自分に聞いてみてください。

「今日は、どうしたら少しほっとできる?」

まずは次のお昼休みに、一度だけ自分に聞いてみる。
それだけでも、自分が本当はどう過ごしたいのかに気づくきっかけになります。

自分に合った休み方を知ることも、無理なく仕事を続けるための方法の一つだと、今の私は思っています。

職場のちょっとしたモヤモヤを話したい方へ


「相談というほどじゃないんだけど、なんだか疲れた」
「職場の人は悪い人じゃない。でも、しんどい」
そんなまとまっていない気持ちでも大丈夫です。

電話相談「ちょっと話そ♪なおママの『ゆるっとおしゃべり処』」では、愚痴でも雑談でも、そのままお話しいただけます。
「ただ聞いてほしい」という時も、そのままお話しください。
「これってどういうことなんだろう?」と少し整理したい時には、一緒に考えることもできます。

今のモヤモヤを誰かに話してみたい方は、電話相談「ちょっと話そ♪なおママの『ゆるっとおしゃべり処』」をご利用ください。


「どうして私はいつも合わせてしまうんだろう」と感じる方へ

職場だけではなく、
「いつも人に合わせてしまう」
「我慢してから苦しくなる」
「自分が何を嫌がっているのか分からない」
そんなことを繰り返しているなら、今の出来事だけではなく、その奥にある心のクセまで整理してみるのも一つです。

ビデオ相談では、時間を取ってお話を伺いながら、
「私は何に疲れているのか」
「本当はどうしたかったのか」
「これからどうすれば少し楽になれるのか」
を一緒に整理していきます。

「どうして私はいつも合わせてしまうんだろう」と感じている方は、ビデオ相談で一緒に心の中を整理してみませんか。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す