【会社の悩み】「ルール違反だ」と言われても言い返せなかったりする

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おはようございます。本格的に寒くなってきました。朝は部屋にいても手がかじかみます。油断なく暖かくして体調にお気を付けて下さい。

今日は10年くらい前にあった後輩とのエピソードをお話しします。

「ルール違反」を指摘された後輩の悩みとストレス

私が以前勤務していた工場では、敷地内の速度制限が15kmに定められていました。しかし、ほとんどの人が16〜25kmほどで走行しており、厳密にはルールを守っていない人も少なくありませんでした。

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しかし、ある時私の後輩が警備室から「速度を守っていない」という通達を受けました。
当然、上司にも報告が行きました。

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上司から叱られた後輩は憤慨して「俺はむしろどっちかと言えばゆっくり走ってる方ですよ」と私にグチりました。
「そうだね、君が怒るの当然だよ」と言ってなぐさめてあげましたが、それでも納得行かない後輩は上司にメールをしたそうです。

内容を端的にまとめると
・自分は速度制限を守っていた(これについては若干怪しい)
・守ってないっていうなら警備室が証拠を出すべきだ
・他の人はもっと飛ばして(違反して)いる
と反論したそうです。

…上司からの返事はなかったそうです。

彼の言い分は一理あります。
しかし、私は彼をたしなめました。

「君の気持ちと言い分はもっともだけど、そんな抗議を上司にする事に何のメリットもない。
極論を言えば上司からすると君がルールを守っていたかどうかはどうでもいいんだ。
上司の関心はただ一つ、部下が「警備室からルール違反をしている」という指摘を受けた、この一点だけが問題なんだ」
「じゃあ、どうすればいいんスか?」
「その後上司から返信がなかったんでしょ?だったらもうその件でかみつくのはやめて、「今後ルールを守るよう徹底します」という態度だけ取っておけばいい」

後輩くんはまったく納得していないようでしたが、とりあえずそれ以上その件で上司にかみつく事はしなかったようです。

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納得がいかなくても上司に反論しない方が良い解決である場合もある

私としてはもっといいアドバイスができたでしょうか。
…今考えても最適解なのかなぁ、とは思っています。

今回は「ルール違反した」と指摘されたからと言って何かペナルティが課せられた訳ではありません。
いわば彼は「見せしめ」にあったのです。

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上司もみなも(そして、なんなら警備室も)実際のところはその事を分かっているので、しおらしく反省して見せるのが一番だと考えます。

ただ、私としては直接この件と関係ない「先輩」からではなく、上司の口からその点を後輩としっかり話し合って欲しかったところです。
…上司からすれば何十人もいる部下の一人の「それほど重要でない」案件にリソースを割く事はできない、というのが言い分でしょうが。


蛇足ですが、ひと昔前であれば「熱血上司」が「俺の部下に因縁をつけたな!?」と言って逆に警備室と戦ったりしたのでしょう。
そういうパフォーマンス(本気でも良いんですが)をすれば、恩義を感じた部下の「滅私奉公(自分を犠牲にして会社や上司に貢献する態度)」が期待できました。
年功序列が強烈に機能した時代はそういう家族的な「派閥」が大きくなっていけばさらに力を持てるので、上司としても十分うま味があったのです。

しかし、今はそんな事をしても上司にメリットはありません。
「派閥争い」にあけくれているような会社が社会に価値提供する事ができない時代になりました。
価値提供できない会社は儲からない訳ですから、出世や昇給もないので誰も「滅私奉公」などしない、という訳です。

あなたがこの状況になったらどのように悩みを解決するか

ところで、これが厳しいペナルティを受ける事になった場合はどうだったでしょう。
そしてそれがあなたの身に降りかかった場合はどうすれば良いでしょう。

「みんな守っていないじゃないか」というのは気持ちとしてはとても良く分かりますが、個人がルールを守らなくていい理由にはなりません。それが社会の秩序を守るための決まりです。

本当にルールを守っていたのならあくまで「警備室が証明しろ」と戦うか、毎日録画(ドライブレコーダーでも速度って分かるのでしょうか)でもして自分の身を守る他ない、というのが私の私見です。

こういう「理不尽」と感じるケースは増えていくのでは?と思います。
これから「多様性」が重視される社会になる以上、一般的な「道徳感覚」よりも「明文化されたルール」に違反したか否かが問われる事が多くなっていくと思います。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とはいかない可能性があることは心すべきです。

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ひとりひとりの個性や自由が尊重される社会というのは、同時にひとりひとりが「自分の身は自分で守る」という責任を待たねばならない社会である、というコインの裏表なのです。

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…今回は「ルールを守る他ない」という当たり前のつまらない話しになってしまいましたね。


そうは言っても「理不尽」が降りかかれば納得できないのが人情というものです。理屈で分かっていても心が静まらないのであれば…誰かに吐き出すのが一番です。
あなたの周りにも寄り添ってくれる人はいるでしょうが、毎度その人に負担をかけるのも心苦しいのではないでしょうか。

…おや?こんなところに「あなたのだけの味方になります」というサービスが…。
という訳で、納得行かない気持ちは私に吐き出して見られるのはいかがでしょうか?
後輩くんには厳しい事を言いましたが、あなたの言い分は全肯定します!

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