おはようございます。
今日は私が仲良くしているアラフィフの先輩の話です。
彼は私が今の職場で一番仲良くしている同僚です。
いつも眉間に深い縦ジワを入れていて、なるべく感情を顔にださない人です。(特に感情を出さないよう意識しているかは不明です)
鉄仮面先輩のコミカルな依頼
ある日彼が朝「まんさんさ、後で少し頼みたい事あるんだけど、手が空いたら声かけてくんない?」と言いました。
まあ、なんか仕事の頼みでもされるのだろうと思っていたのですが…妙に神妙だったので気にはなりました。
それで手が空いた時彼に「手空いたので手伝いますよ」と言いました。
「そうか…。実は仕事と関係ない頼みなんだけどさ…」と切り出して私を玄関の下駄箱まで連れ出しました。
(うちの事業所は外履きを脱いで内履きに履き替えます)
「実はさ…朝、靴箱を開けたらさ…黒い物体があったんだよ…んでさ、よく見たら二本の触覚みたいのが見えたわけだ」
…なるほど、下駄箱にGがいたと。
「君、彼らとお友達じゃん?ちょっと立ち退いてもらえるように言ってもらえないかな?」
確かに私は比較的Gには耐性がある方ですが…いつ私がGとお友達になったのか分かりません。
アラフィフ先輩は以前私がGのご遺体をためらいなく埋葬した時に私とGを「友達」認定したようです。
まあ、私としてはダンディを気取っているパイセンが表情ひとつ変えずにいながら実はGを恐れているという絶好のシュチュエーションです。
本当はここでいろいろな方法でアラフィフ先輩をからかいたいところですが、仕事中なので仕方ありません。さっさとG退治をする事にしました。
アラフィフ先輩のユーモラスな対応
とりあえずアラフィフ先輩はどこから用意したのかわからん「虫よけスプレー」を持ってきていて、それをGに吹きかけました。
…いや、「殺虫剤じゃないんだから効かんだろ」と思いましたが、思いのほかGはおとなしくなりました。
私はめんどくさいのでスリッパ持ち出してGを下駄箱から引っ張り出す事にしました。
「お、おお!出す?!出すのか?!」といい歳こいたおっさんが腰を引かせて3歩くらい下がったのはホッコリ光景でした。(それでも表情はくずしません、そこはたいしたものです。撮影できなかったのがとても残念です)
この後も仕事忙しかったのでスリッパの先でGを表に引っ張り出し、速攻仕留めました。合掌。
そしてテッシュでくるんで埋葬致しました。
表情をまったく崩さない先輩には感心しましたが、あきらかに普段より動揺していて饒舌でした。
アラフィフ先輩によると、「Gはコーティングみたいのがはがれるとうんたらかんたら、だから虫よけスプレーも効果があってどうのこうの」などといろいろごたくを並べておられましたが、まあ、これがガールフレンドとかの前だったらただの「役立たずのおっさん」です。
まあ、武士の情けでその点にはふれずにおいてあげました。
アラフィフ先輩、日常では見られないほど珍しく動揺する
ちなみに、「もしかしたら他にも下駄箱にGが潜んでいるかも」と思ってアラフィフ先輩を置いて下駄箱に戻ろうとしたところ、「お前、まさかその(ティッシュにくるんで手に持ってる)お友達を下駄箱に戻すんじゃないよな?」と言いました。
その時ばかりは彼の顔に動揺が走ったのを私は見逃しませんでした。
…今考えると「自分もGはダメなんです!」とか言って彼がどう対処するかもっとじっくり観察すべきでした。
まあ、また機会はあるでしょう。
あと、私とGを「友達認定」した事はしっかり覚えておくことと致しましょう。
このように、私は失礼な先輩のためにも快くG退治を引き受けました。
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