音楽制作の料金を見ていると、
「作詞・作曲・編曲全部込みより、編曲だけの方が高いことってあるの?」
と思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、これは珍しいことではありません。
そして、その理由は単純な「作業量」だけではないことも多いです。
実は僕自身、普段は編曲のみのご依頼は安価では受けておりません。
理由としては、
* 権利関係の確認が必要になること
* クレジット表記に関する調整が発生すること
* 自分の楽曲を広めていきたいという活動方針があること
* 作曲家・アーティストとして活動していきたいこと
などがあります。
一方で、作詞・作曲・編曲をまとめて担当する場合には、
* 楽曲全体に統一感を持たせやすい
* 制作者の意図を反映しやすい
* 世界観を一貫して作りやすい
などのメリットがあります。
もちろん、編曲のみの制作にも大きな価値があります。
実際に、編曲を専門に活動されている方もたくさんいらっしゃいますし、
* アレンジそのものが好き
* 幅広い作品に携わりたい
* 編曲家として実績を積みたい
という考え方で活動されている方にとっては、とても魅力的な働き方だと思います。
ただ、私の場合は少し考え方が異なります。
編曲のみのご依頼では、
* 元曲とのバランスを取ること
* 制作者様との解釈の擦り合わせ
* 修正の方向性を見極めること
* 権利面の確認を行うこと
など、普段の活動とは違う責任や難しさが発生します。
そのため、
「普段は受けていない業務だけれど、この金額でもお願いしたいと思っていただけるのであれば、全力で向き合いたい」
という考えで、通常とは異なる価格設定をしています。
ここでお伝えしたいのは、
金額=作業量ではない
ということです。
得意分野、活動方針、責任の大きさ。
そういったものも価格に影響します。
だからこそ、編曲を安価で数多く手掛けるスタイルも素敵ですし、私のように活動方針に合わせて価格を設定するスタイルも、どちらも間違いではありません。
大切なのは、お互いが納得できる形で制作を進めること。
「この人にお願いしたい」
「この条件なら全力で向き合える」
そんな関係性の中で生まれる作品は、きっと良いものになると思っています。
オリジナル楽曲制作についても、まずはお気軽にご相談ください。