こんばんは。伴走型デザイナーのしるべデザインのひかるです。
昨日はビデオチャットでの対話についてお話ししましたが、
今日はさらに深堀して
現場に足を運ぶことができない、直接お会いできない場合でも
できるだけ心掛けているポイントについてお話しします。
設置環境の確認は必須
これはWEBデザインも印刷物デザインでも目的と同じぐらい大事なポイントです。
まず一つ事例を、紹介します。
交流会でお会いした方と話すうち、
温泉街にある美味しいお菓子屋さんの幕のデザインを依頼されたことがあります。
ヒアリングはその場以外に現地でも行いました。
その話し合いの中で、
設置場所が特殊な環境であることがわかってきました。
自分の目でも確認したいな、と思ったので現場に赴いた結果、
次のようなことがわかってきました。
・幕設置場所は様々な理由で動かせない
・だけど、溝蓋から温泉の湯気が上がってきて当たる場所
・目の前の道路の幅が狭く、幕は設置できるが、
車をよけた通行人がつまずく可能性がある
(ヒアリング時にはなかった情報)
ここで、お店の方とは改めて話し合い、幕ではなく壁にぴったりと貼り付けられる「看板」のデザイン制作に制作物を変更することになりました。
また、デザイン制作後には看板屋さんに看板自体の制作を依頼する必要があります。
この部分も、同じ環境で看板を出している他の店の方に聞けば劣化などのことも含め詳しい方ととつながれるのではと考えお話をお聞きしました。
(※もちろん、商品購入してお客さんになってお邪魔にならないよう短時間で)
実際にそうした看板屋さんと連絡を取ることに成功しました。
大事なことは
何が言いたいのかというと、
現場には「情報の宝庫」が眠っている
ということです。
例えば、飲食店のメニュー表やチラシを作る場合。
私はそのお店に流れる空気感を知りたいと思っています。
●お店の照明は暖色系か、それとも明るい白か?
(デザインのトーンが決まります)
●どんなスタッフさんが、どんな笑顔で接客しているか?
(チラシの「顔」が決まります)
●お客様はどの席で、どんな風に過ごしているか?
(メニューの「見やすさ」が決まります)
こうした「現場にしかない情報」を感じることで、
表面的な綺麗さだけではない、その場所にピッタリ馴染むデザインが生まれます。
店舗なら普段お客さんが目にする風景や情報。
それをデザインに落とし込むことで、WEBサイトと実際のお店や事務所の印象が一致し、お客様の「深い安心感」に繋がるのです。
そしてこの、普段の大事な情報をお持ちなのが、今このブログを読んでくださっているあなた自身です。
ご依頼者様自身が事業の内容には一番詳しく、
言葉にできなくとも環境の空気を知っている。
お客様自身のサービスを後押しするために、
一番詳しいあなたに事業のことをお聞きし、伴走する。
ビデオチャット時やメッセージでのやり取りの時にも
現場に赴いたつもりで
言葉にならない部分も引き出していけるよう、
お話しさせていただいております。
「ネットで頼むのは少し不安」
「自分のビジネスの現場を理解した上で作ってほしい」
そう思われている方にこそ、私のスタイルは喜んでいただけると自負しています。