「この子の興奮状態っていつになったら治るの…?」
「うーん。まぁ、年齢と共に落ち着くのが一般的ですが……。8歳ですもんね」
「やっぱり、脳に何か異常があるんでしょうか?」
「う、うぅ〜ん……」
私がドッグトレーナーとして活動していた時の会話です。
トレーナーとして活動していると、このような話をよく聞きました。
今日は犬の発達障害についてお話をしたいと思います。
犬の発達障害はまだ分からないことだらけ
人にはいろんな発達障害がありますよね。
自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)などなど。
現代社会において、困難や悩みを抱えやすく生きづらい状態に陥ることが多いのが特徴的です。
かくゆう私も、実はADHDと双極性障害の2つ持ってたりします。
犬にも、過活動や注意欠如多動性障害に似た症状は報告されているのですが、実際、研究が進んでいないのが現状です。
なぜなら、トレーニングで改善されるものか、生来の素質によるものなのかが判断しにくいから、と言った理由があげられます。
障害か、そうでないかの判断基準
例えば、
状況は同じでも、環境と現状が違う犬2匹を例にあげて見てみましょう。
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玄関のチャイムが鳴ると興奮して吠える状況
①ポメラニアン3歳 オス
音が鳴る最初の音と同時に吠える
玄関に向かって前のめりで吠える
目も身体も玄関の方を向いている
飼い主がいてもいなくても吠える(留守番でも吠える)
玄関を開けたら、開けた人物(配達の人でもお客さんでも、飼い主でも関係なく)に突進する
撫でてもらったら吠え止む
②キャバリア7歳 メス
音が鳴り終わったら吠える
玄関ではなくベランダを向いて吠える
ウロウロしながら吠える
飼い主がいなかったら3秒ぐらい経ってから時間差で吠える
玄関をあけても開けなくても吠える
そこから何をしても10分ぐらい吠え続ける
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はい。
どうでしょう?なんとなく、違いは分かりましたでしょうか?
①は確実にトレーニングで治ります。
ですがもう一方の②は、ものすごく時間かかる、もしくは障害の可能性がある犬になります。
「え!?ウチの子②の犬の行動に当てはまるんだけど!障害持ってるのウチの子!?」
と、思った方。
大丈夫です!
これは、あくまでも例にあげただけで、
“障害の可能性がある犬のとる行動”という訳ではありません。
なぜなら、先ほど述べた通り犬が障害を持っているかいないかなんて、
研究が進んでいないため、断言出来ないからです。
そして、②においてもトレーニングで治る可能性は大いにあります。
“何をしても10分ぐらい吠え続ける”のだって、“何をしても”の内容によっては吠えることを助長させることもあるからです。(声を荒げて叱るなど)
ですので、もし不安であれば動物の専門家に聞くのが1番良いでしょう。
とかですかね。
とは言っても犬の障害関連の研究は1970年代で止まっているので、
確実なものって本当に無いんですよね
専門家も頭を悩ませる問題のひとつです…( •᷄ •᷅ ).。oஇ
それでは、今回のお話は以上になります。
最後まで、目を通していただきありがとうございました ♪
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