今回のサンプルは、部下が動画配信者からインタビュー依頼を受けたというシチュエーションです。
問題内容
あなたは自動車部品メーカーの東京営業所 新任所長です。前任者のメールボックスを確認していたところ、自動車部品の展示会に参加していた部下の大上さんから、以下のようなメールが届いていました。
〇〇所長
先日の展示会で各社ブースを回ってきましたので、報告書を送付します。
重ねてのご報告ですが、展示会場でモノづくりに関連した動画を配信しているYoutuberの方に出会い、意気投合しました。今は自動車部品業界の今後の生産動向、商品トレンドに関するまとめ動画を作成中らしく、ぜひ私に取材をさせて欲しいとの依頼を頂いています。
その方のチャンネルは登録者数100万人を超えるもので、影響力は絶大です。会社をPRする絶好の機会ですので、ぜひやらせて下さい!
メール文面からも大上さんのやる気が溢れ出ていますね。確かに会社をPRするチャンスと思えますが、どのように対処すべきでしょうか?
次のアクション例
・きちんと事前相談してくれた事に感謝を述べる
展示会の報告資料をきちんと出してくれたのはもちろんの事、自分で勝手に判断をせず、上司に事前相談したのは正しい行動です。良かったと思う点はしっかり言葉で示しておきましょう。
・広報担当部門に報告し、判断を仰ぐよう指示する
いくら良い機会とは言え、勝手に取材を受けては会社方針に沿わない情報を誤発信する恐れがあります。まずは広報担当部門(広報部、総務部等)に経緯を報告し、判断を仰ぎましょう。
・依頼者から正式な取材依頼を貰う
取材を受ける場合も、口約束だけで話を進めるのは非常に危険です。
メールや文書等、履歴が残る形で取材の趣旨を正式に申し入れて貰うべきです。
やる気満々の大上さんには「よくやった!ぜひ受けてくれ!」と言ってあげたいものの、社名を名乗って取材を受ける=個人の主張ではなく、会社からの公式情報として受け取られかねません。
動画配信は有益なPRツールである一方、誤って受け取られた情報が拡散・炎上する恐れもありますので、会社の広報戦略に基づいた適切な対処が必要です。
大上さんの積極的な営業姿勢はきちんと褒めた上で、組織としてどんな対応が必要かをきちんと示してあげましょう。
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