ラテンのリズムをインストールの旅⑫

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働いていたロボットレストランで、演目中にロボットとぶつかり

頭の打撲で全治3ヶ月の怪我をした時に我に返った

自分は何をしてるのだろうと。

そして、そもそもの経緯を思い返した。

日本の良いものを発信しようと、そしてマーケティングを学びたかったのだと

冷静に思い返して、転職活動をして、英語が話せるからという理由で

Googleでの常駐の仕事(広告コンサルタント)が決まった。

毎週月曜日にカリフォルニアのGoogleから来るアップデートをさばきつつ

広告主のお客さんと効果的な掲載の相談をして、広告費を上げてもらう仕事だ

当時は他にSNSの広告もなく、デジタルマーケの中心で勉強しながら働けた。

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これまで色々な仕事をしてきたけど、辞めるタイミングは

なるほど、この仕事(デジタル広告)ってこういうことねという感慨と

この業務には他に、こんなスキル/センスが必要とされているのね

という課題を持ち帰って辞めるようにしている

そうすればその経験がすぐに活かせなくてもいつか効いてくるからだ。

この仕事を辞めたのは20代最後でまだワーホリに行けると気付いたから

ワーホリ自体はただの制度の名前だけど

それに全振りして海外を見まくってやるのも面白い人生だと思った。

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ドイツに1年住んでみたけど、ベルリンはシックで頑強なイメージで

もっと明るいラテンな文化に浸りたかった。多分もっと陽気になりたかった。

言語はパソコンのOSみたいなものだと思っていて

同じ作業をするにでも、MacとWindowsではソフト/やり方が異なるように

論理のゲルマン語族でなく感性のラテン語族で人生を捉えたいと思ったのだ。


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サラッとスペインはバルセロナのことを振り返ろうかと思ったけど

前段を書いて、とてもじゃ簡単に書けないなと思ったから

詳細は長々とnoteにでも書こうかなと思う。Twitter/Xも良いかも。

それまでの価値観がぶっ壊れて新しい価値観が注入されるのが旅だ

それは1週間や2~3ヶ月では実は難しい。

毎日ワインを飲み続けて語ったり、オリーブをつまみながら

身体の細胞や構成成分を変えて、体感が代わり、思考も変わる。

単に翻訳ソフトを使って言語的にやりとりしても

皮膚感覚でのコミュニケーションはできないのだ。

そんなことも学んだ。バルセロナ、それは次の機会に。

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