さまざまな補助金がありますね。一時期は補助金バブルとも言われていましたが、最近では採択率ががくっと減っています。
とはいえ、震災関係の補助金などはまだまだ採択率が高いというか、やはり補助金も政治と密接に絡み合うことですので、優先順位が高いものはおのずと採択率が上がるということになりますね。
さて、今回はそんな補助金について、(自分も含めて)一般的にある勘違いをざっとまとめてみます。
かなり初歩的なお話ですが、「補助金でももらってみようかな」となんとなく思っている方は、少し読んでみて欲しいものでもあります。
➀ 補助金は後払い
補助金はほとんど(というか経験が浅いのかそれ以外見たことないのですが)、後払いです。
ということは、仮に300万の投資をするとしたら、その300万はまずは自分のポケットから、あるいはお金を借りて、ということになります。
② 補助金は行政にとっての投資? 補助金は政策
意外と多いのが、補助金というものは給付金のように「申請したら、何かお金がもらえるもの」という勘違いです。
補助金はどちらかといえば「あなたがしたいことに、行政としては投資する価値を感じるから、手伝うよ」というようなものです。
つまり、あらかじめ、
「こんなことがしたい、それにはこれが必要だ、そしてそれがあればこんな効果がある」
と計画を練ることが必要なのです。
漫然とお金がもらえる、というものではなく、むしろ最近の傾向的に時間をかけて事業計画を作る必要があると思います。
これは飴というか、言うこと聞いたらご褒美あげるね、だからなるべくこちらの指針に民間会社も合わせてね、といういわば国や自治体が民間の経済をコントロールするひとつの方法として補助金が存在しているという側面があります。
③ 補助金申請は「もらえたらラッキー」という感じではない
まだまだ浅学ながら、補助金関連のお仕事を通じて思うことは「これはこちらだけの努力じゃどうにもならない」という現実です。
コロナのときだったら、まだ補助金申請も楽だったかもしれませんが、今では少なくとも事業者様が「将来的にこれがしたい」という明確なビジョンがなければ、私たち伴走者はどうにもならないというのが現実です。
たとえば、機械導入時に写真を撮ったり、事務局の意図する見積書を請求したり、現実的な数字に根付いた事業計画書を書くなど、補助金申請は本当にやることが細かく、骨が折れます。
つまり、補助金申請にはある程度の覚悟がいります。事業のことを一番知っているのは、やはり事業者様です。
行政書士(ほかの専門家などでも)に丸投げではどうにもならない現実があるのは、やはりそうだと思いました。
というわけで今回は補助金についてのコラムでした。
実は自分も「補助金? お金もらえるならもらっといた方がいいっしょ」と思っていたタイプの人間でした。
実際の補助金は非常に役立つにしても、そんなに甘いものではないな、というのが最近の認識です。
何か、こちらの記事がお役に立ったら、さいわいです。