60歳定年退職 ~ 厳しい就業状況について②

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私は2022年2月末に60歳でIT企業を定年退職し、あえて雇用延長は選ばずに派遣会社などで期間限定の仕事に就いています。前回に続き、定年退職後の厳しい就業状況についてお伝えしたいと思います。

退職後3か月間働いた人材サービス会社から某自治体の給付金の事業の審査オペレーターとして採用され、2022年11月から4か月ほど働きましたが、そこでの経験はちょっと新鮮でマインドチェンジにつながるものでした。

仕事の内容としては、到着した郵便物を開封し、申請書など書類を確認・整理しスキャンしてPDF化、その後パソコン上で書類審査しチェックシートに記入するというシンプルな審査業務でしたが、書類の開封方法やPDF化作業、パソコン上での書類審査それぞれの工程ではマニュアルに従ってのスピードと正確さが求められ、不正確なところがあると明らかに自分よりもかなり若いSV(スーパーバイザー)から指導が入るという感じでした。

また、パソコン上で20件の書類を審査する時間を全員一斉に計測するということがありましたが、同じオペレータの女性たち(この世界ではベテランっぽい)は慣れていて、最速の人で15分、最遅の人で30分という結果でした。倍の差です。ちなみに最遅は私でした。😢 管理者からは、書類の不備具合によるところはあるが、20分を目指してほしいという話がありました。
慣れていないとはいえ自分が不甲斐なく、その後の努力でなんとか20分に短縮することが出来ました。

管理者とオペレーターでは求められる能力が異なると思いますが、求人を出す側は仕事を正確・迅速に進められる能力・・・この審査業務では郵送物の開封~スキャン~書類審査を正確・迅速に遂行する能力を求めています。定年までの幅広い経験やスキルは直接的には関係せず(ひとつの会社で長年勤め上げたという信用はあるかもしれませんが)、よって審査業務の経験豊富な人が優先的に採用されると思われます。

私は審査以外にもコールセンターのオペレーターの仕事を時々やっていますが、そこでは電話を受けた時の明るく感じよい挨拶や、お客様の問い合わせ内容の正確な把握、マニュアルに従っての正確なご案内、必要なヒアリング項目の漏れのない聞き取り、クレームに対する適切な対応などが求められ、最初はモニタリングといってSV(スーパーバイザー)やベテランの人が会話内容を共有し、着台というひとりで電話対応できるレベルになるまで続きます。つまり試験ですね。ここでも経験豊富な人が優先的に採用されると思われます。

定年退職までの長年の経験やノウハウに自信を持つことは良いと思いますが、それを新しい職場でも引きずり過ぎて悪い方向に作用するのは良くなく、新しい職場で求められている能力を理解してマインドチェンジとともに適合していくことが重要です。前述の審査業務やコールセンター業務でそれを実感しました。ただ、適合していく中でスキルアップを実感し、それが次の仕事につながるのは嬉しいしモチベーションアップになりますね。

定年退職までの長年の経験やノウハウが活かせる仕事に就くのが一番良いと思いますが、私のようなそうでない状況では年齢的なハンデに加えて経験豊富な人たちとの厳しい競合があり、採用されるのにハードルの高さを感じます。
年齢的なハンデを少しでも払拭出来るような特定業務での新しい経験やスキルを身に着けて、それを就活の武器にすることかなと思いますが、年齢的なハンデは決して無くならず、60歳から61歳、62歳と年を重ねるごとに大きくなっていくかもしれません。

厳しいお話ばかりで気が滅入ってくるかも知れず、申し訳ありません。
ただ、私のような職場を数か月ごとに変わる状況でも良いことはあります。
先ほどの2022年11月から4か月ほどの審査業務のあと、家族が大病をして最初は毎日のように通院しなければならず、家族の不安を少しでも軽くするために私は出来るだけ通院に付き添おうと思いました。そのため審査業務が終わって1か月間は仕事をせず通院に付き添い、2か月目から週3日のコールセンターの仕事に就きました。この仕事は希望した勤務がわりと自由にシフトに反映され、その頃は通院が週2~3日になっていたのでほぼ付き添いが出来ました。

家庭の事情だけでなく、65歳からの公的年金受給までに必要な収入の範囲でフルタイムではなく働くことや、次の仕事との間にたとえば1か月間休暇をとり(無職期間ですが)その間は趣味や旅行、自分のスキルアップ、ボランティア活動などに充てるといったフレキシブルなライフスタイルを送ることが出来ると思います。
わたしはいまそれを実践中ですが、必要な収入の算出や年齢のハンデを少しでも払拭して次の新しい仕事を獲得するためのそのベースとなっている内容をコンテンツとしてまとめご提供しています。

次のテーマはまだ決まっていませんが、いまのライフスタイルを送る中で気づいたことや苦労していること、ワークライフバランスについてなどを考え中です。



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