60歳定年退職 ~ いまのライフスタイルで思うこと

記事
ライフスタイル
私は2022年2月末に60歳でIT企業を定年退職し、あえて雇用延長は選ばずに派遣会社などで期間限定の仕事に就いています。
今回は、いまのライフスタイルで思うこと、気づいたこと、困ったことなどをお伝えしたいと思います。

まず仕事ですが、これまで計10か所の職場を経験しました。期間限定のものがほとんどでしたが、長くて7か月、最短で1か月の就業期間です。業務内容は順番にコロナ禍の飲食業向け補助金審査、低所得者向け給付金審査、家電製品リコールの回収受付コールセンター、インターネット接続サービスのサポートコールセンター、低所得者向け給付金のコールセンター、教職員向け通勤費の審査(2回)、省エネ家電購入ポイントの審査、店舗向けサポートのコールセンター、運送業向け燃料の補助金審査です。もうすぐ年末調整の審査に就きます。

それぞれの職場で新たなスタートとなりますが、一番大変なのは業務内容を覚えることです。昨今は情報漏洩防止のためマニュアルなど業務に関係する資料を持ち帰ることは禁止されていて、家で復習や予習をすることが出来ません。ではどうしているかというと、業務中にわからないことは社員やSV(スーパーバイザー)に必ず確認するのは基本ですが、それに加えて頭の中にある業務手順などを文書化し実際の業務を通じてアップデートすることです。ネットで公開されている関連情報も活用します。これは結構大変で、仕事終わりにカフェでメモを作成したり、家でパソコンで整理・文書化したり(最近は手書きのメモをスキャンしデータ化するアプリもあり便利です)、このような持ち帰りの無給の仕事がしばらく発生します。割に合わないかと思いますが、少しずつ業務を覚えて審査やコールセンターで実践出来るようになるのは嬉しいしモチベーションが上がります。効率化するために頭も使ったりして、将来のボケ防止にも役立つと思います(笑)。

それから大変なのは、2022年10月からの法改正で、派遣社員やバイトでも労働期間が2か月以上見込まれかつ一定条件を満たすと社会保険への加入が必須になったことです。これにより就業先が変わった都度、健康保険を切り替える必要があり(社会保険への加入が無い場合は任意継続や国民健康保険への加入が必要)、また切り替えの手続きに時間がかかるため、私のように家族が週一くらいで通院している場合は医療機関での手続きやとりあえず保険適用なしで全額自己負担後に精算など大変に手間がかかります。社会保険加入は保険料負担が減るなどメリットはありますが。

いっぽうで良いこともあります。
審査業務は自治体などが期間限定で行っている給付金事業が多く、その開始から終了まで関わる中で、事業立ち上げ時の混乱 ~ ピーク時の大変さ ~ 終了に向けての追い込み ~ 審査案件がすべて完了したときの喜びなど、自分のスキルが向上されていく実感やメンバーとの協力も含めてやり遂げた時の達成感がすごくあります。私はIT企業の営業を長くやっていましたが、受注したプロジェクトを困難を乗り越えながら完遂し、売上につながっていた感じと似ています。定年退職後は、公的年金をもらうまで必要な収入を得るためと割り切って派遣やバイトの仕事を続けていますが、仕事自体の達成感やスキルアップを感じることは大事だと思います。

あとはいろんな人と知り合えることですね。定年退職までの会社生活ではなかなか出会えない人たちの話も聞けます。個人で事業をしていて補完的に派遣仕事をしている、舞台役者をしながらバイトしている、会社社長だった人がリタイア後に贅沢できる小遣い稼ぎをしている、飲食業に携わっていたがコロナ禍で仕事が無くなりコールセンターに転身してSV(スーパーバイザー)になった、などなど。自分と境遇はまったく違いますが、人生観の幅が広がった気がします。

私はココナラで「計画的な退職金・貯金の取り崩しプラン」を出品していますが、自分自身でも実際にその運用をしていて、収入と支出、損益などをパソコンの無料会計ソフトで管理しています。収入(給料や副業、投信売却益など)と支出(日々の生活費や諸経費、交際費。税金など一時的にかかる費用)だけでなく、預金や有価証券、固定資産(持ち家)も管理しています。収入=売上とみなし、個人事業主的な感覚で売上や支出の予算を設定し、それらの予実管理と改善の取り組みも行っています。退職金の取り崩しも計画的に行い、出来るだけ抑えるような運用をしています。住宅ローンや医療費も多くかかり厳しいですが、新NISAでの資産づくりも地道に行っていて、公的年金がもらえる65歳到達時の保有資産の目標達成に向けて取り組んでいます。

その他、主に高齢者からのパソコンやスマホの使い方などの相談を受けるというボランティア活動もしていて、いまのライフスタイルを楽しんでいます。ここ1か月ほど休暇(無職期間)のため、普段できない家の整理や掃除、撮り溜めしたDVDの編集を行い、趣味のプチトレッキングや知らない街のウォーキング、ゴルフ打ちっぱなしやドライブといった趣味・レジャーも楽しみました。もうすぐ年末調整の仕事が始まるので、その勉強もしています。

60歳定年退職後のキャリアはひとそれぞれで違うと思いますが、雇用延長や再雇用で働くことが一番安定していると今でも思っています。
ただ、私のようなライフスタイルもそれなりに充実しており、自分の選択に後悔はありません。60歳以降はまだまだ長い人生が続きますが、生活を続きながら楽しむことが大事だと思いますので、皆さんのキャリアの選択に私の経験やライフスタイルが少しでも参考になれば幸いです。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら